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ジャンル: 新書・文庫  >  新書・選書  >  教養  >  集英社新書
近代天皇論 「神聖」か、「象徴」か

近代天皇論 「神聖」か、「象徴」か

 (著)  / 島薗進 (著)
定価 : ¥82032pt)
出版社 : 集英社
発行年月 : 
ISBNコード : 9784087208658
ページ数 : 251P
平均評価 : 4 レビュー数 : 1
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目次

序 天皇のあり方しだいで日本の近代が吹き飛ぶ/第1章 ジレンマは明治維新に始まった―天皇と臣民のナショナリズム/第2章 なぜ尊皇思想が攘夷と結びついたのか/第3章 「天皇の軍隊」と明治天皇の神格化/第4章 「仁政」と「慈恵」の福祉国家/第5章 大正デモクラシーと未完のファシズム/第6章 戦後も生きている国家神道/第7章 神聖国家への回帰を防ぐために/対談を終えて

内容紹介

天皇は神の子孫たる「神聖」な権威なのか、「国民の統合」の「象徴」なのか。退位問題をきっかけに天皇とは何かについて新たな論争の火蓋が切られた。折しも資本主義が限界に達した日本。経済成長のためなら「国民の分断」もやむなしとするのが政権与党だが、「国民の統合」が危機に瀕し、民主主義の基盤が揺らぐこの時代にあるべき天皇像とはいかなるものか。この問題を国民が真に考えるためには、幕末にまで遡り、わが国固有の伝統と西欧文明との間で揺れ続けた日本の近代の中の天皇の姿と向き合わねばならない。戦前右翼思想を熟知する政治学者と国家神道研究の泰斗が、この難題に挑む画期的な対論!

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    ネタバレ

    天皇像の変遷

    さん
    「惟(おも)フニ長キニ亙(わた)レル戦争ノ敗北ニ終リタル結果、我国民 ハ動(やや)モスレバ焦燥ニ流レ、失意ノ淵ニ沈淪(ちんりん)セントスル ノ傾キアリ。詭激(きげき)ノ風漸(ようや)ク長ジテ、道義ノ念頗(すこぶ) ル衰ヘ、為ニ思想混乱ノ兆アルハ洵(まこと)ニ深憂ニ堪ヘズ。 然レドモ朕ハ爾(なんじ)等国民ト共ニ在リ。常ニ利害ヲ同ジウシ休戚ヲ 分タント欲ス。朕ト爾等国民トノ間ノ紐帯(じゅうた ... »続きをみる
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