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書誌データ

新書・文庫
新潮社
2009年 10月 発売
462P
9784101133188

内容紹介

東京裁判で絞首刑を宣告された七人のA級戦犯のうち、ただ一人の文官であった元総理、外相広田弘毅。戦争防止に努めながら、その努力に水をさし続けた軍人たちと共に処刑されるという運命に直面させられた広田。そしてそれを従容として受け入れ一切の弁解をしなかった広田の生涯を、激動の昭和史と重ねながら抑制した筆致で克明にたどる。毎日出版文化賞・吉川英治文学賞受賞。

著者紹介

城山 三郎:1927‐2007。名古屋生れ。海軍特別幹部練習生として終戦を迎えた。一橋大卒業後、愛知学芸大に奉職、景気論等を担当。1957(昭和32)年、『輸出』により文学界新人賞、翌年『総会屋錦城』で直木賞を受け、経済小説の開拓者となる。吉川英治文学賞、毎日出版文化賞受賞の『落日燃ゆ』等、多彩な作品群は幅広い読者を持つ。2002(平成14)年、経済小説の分野を確立した業績で朝日賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

広田という人物がとった行動/判…

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広田という人物がとった行動/判断。日本の歴史の表面上には表れていないかも知れないが、これだけのことをした人物がいたのだと勇気溢れる人生に感動しました。個人の立場を離れ日本国にとってナニが幸せか、どうあるべきかを考えていた当時では数少ない人材だったのでしょうか、彼の判断に従った国策を取っていれば日本は第2次世界大戦という災いを逃れ、現在は大きく異なった時代となっていたことと思う。またその彼を支えた家族の愛情と強さ、その反面の弱さを感じた。淡々とした著者の表現がより深い感動を導く作品である。
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5
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