| 新書・文庫 | 新潮社 | ||
| 2004年 04月 発売 | 342P | ||
| 9784101461212 | |||
江戸有数の薬種問屋の一粒種・一太郎は、めっぽう体が弱く外出もままならない。ところが目を盗んで出かけた夜に人殺しを目撃。以来、猟奇的殺人事件が続き、一太郎は家族同様の妖怪と解決に乗り出すことに。若だんなの周囲は、なぜか犬神、白沢、鳴家など妖怪だらけなのだ。その矢先、犯人の刃が一太郎を襲う...。愉快で不思議な大江戸人情推理帖。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。
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子供向けの本かと思っていたら、…
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子供向けの本かと思っていたら、大人向けのファンタジーでした。時は江戸。人情あふれる市井の人々に囲まれて、若だんなとその家族、長崎屋の奉公人を中心に物語が展開します。登場人物の半分以上がいわゆる「妖怪」なんだけど、妙に人間っぽくって微笑ましい。時には人間様よりも「良くできたお人」に思えたり。若だんなに対するほんわかした思いを共有できるすてきなお話でした。
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