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書誌データ

小説・エッセイ
講談社
2011年 11月 発売
265P
9784062172080

内容紹介

老舗デパート「菊本屋」のニューヨーク店に勤務する柘植波奈子は、仕事で訪れた倉敷で陶芸作家の栄森徹司と出会う。じつはふたりは高校の同級生で四半世紀ぶりの再会だったが、波奈子にはその記憶が全くなかった。しかし、徹司の作品、それを生み出す指、そして海のような徹司自身の大きさに、波奈子は惹かれていく。夫がいる身の波奈子はその気持ちに抗おうとするが、ふと徹司に伝えてしまう―「一年後のきょう、また会いたい」と。人はそれを不倫と呼ぶ。でもそれは、清らかな初恋かもしれない…。ニューヨークと倉敷、距離を隔てた大人の恋は、年に一度の、せつない逢瀬だけでつづけられる―。恋愛小説の旗手が描く、幸せな不倫のかたち。

素敵な生き方
4

30代後半のキャリアウーマンが主人公の大人の恋愛物語です。

小説の中に出て来る陶芸の過程を人の生き方に例えるのは何度かお目にかかっていますが、とても素敵な表現だと思いました。

恋愛小説だけれども社会人としての知恵やヒントもたくさん詰まっていて、長年連れ添った二組のカップルがそれぞれの道を辿る事になるのですが、二組のカップルともそれぞれがお互いのパートナーをしっかり見つめている姿に好感が持てて、“亭主元気で外がいい”“うちのかみさん三食昼寝付き”的な世の互いに興味を失ったカップルにない爽やかさが残る。

不倫と簡単に片づけられない世界があると共に、切った貼ったと言うドロドロの情念でも無く淡々とした今時ぽさもある。

主人公波奈子のお相手である徹氏は代々の伝統を持つ陶芸家で芸術家である彼のセンスがとても素敵でお料理でも楽しめると思います。

ちょっぴりネタバレですが、波奈子さん徹さんは同級生だったのですが30代の後半から55歳迄の時の流れの中に自分も同年代と言う事もあり思い入れが残り、これから続く夫婦生活の励みと手本ともなり、しっかり旦那を見なくてはと反省しきりです(笑)

【 読了日:2012/01/28 】
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男女共通
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 この書籍のブクレポ

薔薇の海におぼれる、織姫と彦星
まーちさん
4
ブクレポ数:0
あり!:21

 このブクレポへのコメント

たたみさん
2012-02-08 12:37:17
「いつも心の中にいて、人の心は決して色あせません」
その通りでした。
さっそくアチコチでコメントなさってる、お姿をみると勝手に安心しております。
こちらこそ宜しくお願い致します。
hi2515さん
2012-02-08 10:20:39
お言葉有難うございますm(__)m
いっぱい色んな所にも旅行して沖縄にも行ったんですよ。
叔母はいつも心の中にいて、人の心は決して色あせませんから大丈夫です。
私が私らしくある事を彼女も望んでいると思いますから。
これからも宜しくお願いします。
たたみさん
2012-02-07 16:59:44
なんと申し上げて良いのやら言葉もありません。
お悔やみ申し上げます。
大好きな方という事でさぞやお力を落しでしょう。定型文のような事しか書けませんが今は心を休めて下さい。
素敵なブクレポをお待ちしてます。
hi2515さん
2012-02-07 10:16:20
お返事が遅くなりすみませんm(__)m
不幸で又東京に飛んで行ってました。
いつもなら移動中に欠かせない本の文字も目に入らず、大好きな叔母の死はとてもショックでした。
主人と同年でライバル同士だったので想いもひとしおで・・・
彼女の分まで人生を謳歌しなくてはと胸に刻み、又頑張りますね!(^^)!
たたみさん
2012-02-02 17:05:16
気になって覗いてみたらビックリ(失礼)のカミングアウト。
ドラマチックな“恋愛”を想像しちゃいますね。
コレは“女の勲章”ものですよ。(皮肉じゃなく)
hi2515さん
2012-01-29 17:28:09
ははは!そうかもしれませんね。でも我が家は主人が私よりも20歳も年上でそれなりの恋愛を重ねたはずなのにどうしてこうなっちゃんでしょう(@_@;)熱血夫婦です!(^^)!
たたみさん
2012-01-29 02:43:07
「ケンカするほど仲がイイ」を絵に描いたような。羨ましいかぎりです。
お幸せに。(大きなお世話かな。笑)
hi2515さん
2012-01-28 16:48:59
まーちさん確かにラストは意外性がありましたね。いつもおおらかな徹さんの芯が明確になって力強さが残りました。
たたみさん、いつもコメントを有難うございます。夫婦は長く連れ添うと空気みたいだと言いますが、我が家の場合は最高の喧嘩相手で周囲にもいつも呆れかえられていますよ(笑)何だか今はそれが心地いいのですが・・・
たたみさん
2012-01-28 11:43:58
ブクレポ最後の4行にうなずく事しきり。
気づけば、苛める事と試す事しかしなかった。でも飼い犬と一緒に追い出さないで!(笑)
まーちさん
2012-01-28 11:26:04
私のブクレポをきっかけに読んでいただいてうれしいです。この作品、ラストが意外じゃありませんでしたか?