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このテのハナシは好きくない。 » « 76歳にしてまだまだ成長を辞めない指揮者
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書誌データ

新書・文庫
角川書店
2011年 10月 発売
420P
9784043646074

内容紹介

昭和三十七年、ヤスさんは生涯最高の喜びに包まれていた。愛妻の美佐子さんとのあいだに待望の長男アキラが誕生し、家族三人の幸せを噛みしめる日々。しかしその団らんは、突然の悲劇によって奪われてしまう―。アキラへの愛あまって、時に暴走し時に途方に暮れるヤスさん。我が子の幸せだけをひたむきに願い続けた不器用な父親の姿を通して、いつの世も変わることのない不滅の情を描く。魂ふるえる、父と息子の物語。

いけん、いけんど、こんぎゃーな話。なんきゃーも泣いてしもうたがな。

4

(いかん、いかん、こんな話。何回もないてしまったじゃないか。)←タイトルの標準語(?)訳。

「不器用な父親」を描いた物語だ。「不器用な父親」とは、作者の重松さんが文庫版あとがきで使われている言葉だ。
奥さんが事故で若くして亡くなってしまい、父一人、子一人の家庭の中で、不器用な父親(ヤスさん)は、しかし愛情はあふれすぎるほどあり、息子(アキラ)はそれをしっかり受け止め、実にストレートに育っていく。そのアキラはヤスさんと関係ある人々からも愛情いっぱいに育てられる。子どもができなかったヤスさんの幼馴染のナマグサ坊主夫婦とその両親、出戻りのたえ子おばさん。ヤスさんの奥さん(アキラのお母さん)が亡くなって後、小・中・高校、そして東京の大学に行き、東京で就職し、お嫁さんをもらうまで力いっぱい支えている。不器用であるが故にアキラの進路を(心とは反対に)遮りかねないヤスさんをこの人たちは容赦なく叱責し、アキラを支える。
ヤスさんも職場も含め、みんなに愛されている。アキラも上記のとおり。愛情あふれる物語だが、そんなに世の中うまくいくわけねーぞ! と声を上げることもできるだろう。けど、いいじゃないか。途中、そのあふれた愛情で何度泣かされたことか。

父親と息子の間で、この物語にあるようなキャッチボールがどれほどできるのか、実はちょっと懐疑的なのだが、それはワタシ自身に原因あることはわかっている。愛情を受け止める器の大きさや、素直にその愛情に応える心の鏡のくもり具合、といったところだろうか…。

それにしてもヤスさんはワタシの親、アキラくんはワタシ自身とほぼ同年代という上に、舞台が備後市(こういう市は日本にはないが、広島県の福山市=ワタシが生まれて高校まで生活した街=で間違いない。)となると、自分の近所の物語になり、さらに方言は親世代の使っていたことばそのままだったので、物語そのものに加え、懐かしいなんて感情がずっと流れていた。

つい先日、NHKでドラマ化され放送された。そちらも涙で顔がくしゃくしゃになってしまった。涙もろくなったのは年齢の所為か…。
+5あり! +3あり! +1あり!
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このブクレポへコメント

ランピアンさんがこのブクレポにコメントしました

ランピアン
ランピアンさん2012-03-19 20:57:44

筆力があるんでしょうね、この方は。現代の山本周五郎かもしれませんね。

Aokiさんがこのブクレポにコメントしました

Aoki
Aokiさん2012-03-18 21:39:26

>>とらのゆめさん、ムーミン2号さん
私も前に読みました。素直にググっときますね。子育てもそれぞれ精一杯頑張っているはずなのですが、アキラくんのようにまっすぐにはいきませんでした。ムーミン2号さんのレポに書かれてあるように、器の大きさの違いが多分に影響するだろうなぁと今更ながら省みております。

ムーミン2号さんがこのブクレポにコメントしました

ムーミン2号
ムーミン2号さん2012-03-18 21:12:53

>>とらのゆめさん
テレビドラマで知っるはずなのに、何回も目頭が熱くなりました。

とらのゆめさんがこのブクレポにコメントしました

とらのゆめ
とらのゆめさん2012-03-18 20:42:14

泣きますね 小生は 絶対 レポを読んで確信しました。

たたみさんがこのブクレポにコメントしました

たたみ
たたみさん2012-03-18 20:38:30

今回のレポは熱いですね。
方言、暖かくてステキです。

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