ブクレポ
ブクレポってどんなサイト?
login_header
新規登録(無料)
login_header
ようこそゲストさん 
  • ログイン
  • ブクレポとは?
  • ヘルプ
  • ホーム
  • 本をさがす
  • ブクレポをさがす
  • ユーザをさがす
まーちさん 
56 あり!
あり!
このブクレポを評価しよう!あり!とは?
+5あり! +5あり!を取り消す +5あり! +3あり! +3あり!を取り消す +3あり! +1あり! +1あり!を取り消す +1あり!
このブクレポにあり!した人
AKBのみなさ~ん、一人一組ずつ運んでくださ~い! » « タイトルほどは怖くないと思います
book_report_header

書誌データ

小説・エッセイ
講談社
2012年 07月 発売
333P
9784062177825

内容紹介

不況がなんだ。会社に希望の灯をともせ。“七人の侍”+女子一名、超リアル「労働組合小説」。笑って泣いて、熱くなる。

「会社は人が宝」

3

とある休日、地方新聞記者の武井は、大阪のまちをブラブラしていた。すると突然、男達に追いかけられる。必死で走り、逃げ切ったと思ったら、今度は違う男に声をかけられる。それは、会社の上司で、追いかけていた男たちも、会社の先輩だったのだ。

彼らの目的は、労働組合に参加することが決まっていた社員が入院してしまったため、代わりに武井を勧誘することだった。クラシック好きの武井の夢は、文化部への異動なのだが、彼らは、その文化部への異動をエサに、期間限定で組合執行部への加入を打診する。というか、ほとんど強制だが。

超気弱な性格の武井にとって、「戦場」ともいえる組合活動は、試練の連続だった。個性豊かなメンバーとともに、手当のカットを目論む経営陣との、熾烈な戦いが続く。

タイトルの「ともにがんばりましょう」とは、組合の合言葉のようなものだ。「がんばります」では少し独りよがりで、「がんばってください」だとやや無責任。ちょうどいい塩梅なのがこの「ともにがんばりましょう」なのだそうだ。

作者は、元新聞記者だけあって、新聞社内の描写はリアルだった。しかし、作品全体の印象としては、微妙だったと言わざるをえない。やはり、「組合」を小説のテーマにするというのは、かなり難しいことだったのだと思う。前半は、組合用語などの説明的な文章が多くなり、テンポが悪くなってしまった。また、武井の成長を描きたかったのだとしたら、中途半端になっていたと思う、一番気になったのは、組合活動に引き込むために、追いかけられるというシーンだ。読者の気持ちを引き込むという狙いなのかもしれないが、あまりにも現実味がなく、かえって浮いてしまった気がする。

この作品は、塩田さんらしさが発揮されていないと思う。新たな路線を狙ったのだとしたら、もっと思い切って、池井戸さんの作品のような骨太な話にしてしまったほうがよかったと思う。中途半端にユーモアや恋の話などを取り入れていて、どっちつかずの作品になってしまったと思う。

前二作がとても素晴らしかったので、期待して読んだだけに、かなり残念だった。

余談だが、私の同期の女性が組合活動をしていた時、「『ベア』ってなんですか?クマですか?」と質問していたのを思い出してしまった。
+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
book_report_footer

ブクレポの輪

ブクレポの輪とは?

このブクレポへコメント

ランピアンさんがこのブクレポにコメントしました

ランピアン
ランピアンさん2012-07-04 00:43:41

「クマ」はいいですね。まあ、労働運動も崩壊状態ですから、無理もないですよね。

まーち
まーちさん2012-07-04 08:22:43

組合活動なんて何もわからないような、初々しい時代のエピソードですが、さすがに目が点になりました。

こたろう
こたろうさん2012-07-04 16:00:05

目の前を妻が通ったので、「ベア」について聞いてみると一言「クマ!」でした。クマの出る絵本を読んでいたそうです……

まーち
まーちさん2012-07-04 17:09:50

>>こたろうさん
別の意味でタイムリーだったみたいですね。

 この書籍のブクレポ

ブクレポはまだありません。

この書籍のブクレポを書いてみましょう!

  塩田武士の書籍のブクレポ

事件の内容を徐々に思い出しました。
罪の声
4
あり!:55     コメント:0
もう一ひねりほしかったかも
崩壊
3
あり!:58     コメント:6