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狂気の時代を生き抜いて

5

ロン・ノル将軍政権下のカンボジアの首都プノンペン。憲兵隊勤務の
父と中国系の母の間に生まれた少女は、3人の兄とふたりの姉、
幼い妹に囲まれて裕福な暮らしを送っていた。

それはある日突然訪れた。都市生活者の強制移住だ。カンボジアは
ポル・ポトが支配する恐怖の時代を迎えようとしていた。

軍人であったことを隠し、父は家族を守る為に力を尽くす。しかし、
それも長くは続かない。何の前触れもなくクメール・ルージュの兵士
に呼び出された父は、2度と帰って来ることはなかった。

本書は恐怖の時代を生き抜いた女性の回想録だ。政治的な解説は
一切ない。少女だった著者が体験し、目にし、耳にしたことが綴られ
ている。

慢性的な飢えに苦しみ、死の恐怖に脅え、ポル・ポトとクメール・
ルージュの兵士へ向けられる煮えたぎるほどの憎悪。10歳にも
満たない少女が、何故、こんな感情を持たなければならなかった
のだろう。

ポル・ポトがカンボジアを支配したのは僅か4年。その4年間に200万
とも300万とも言われる人々が飢餓や虐殺、病気等で亡くなっている。

悲劇という言葉だけでは表現し切れない、狂気の時代の体験は
読むのが辛かった。しかし、これが現実に起こったことなのだ。

著者だけの特別な体験ではない。この時代、多くの家族が同じ
ような恐怖の時代を迎えていた。著者はばらばらになった兄弟
と運よく再会出来たが、そうではない家族もあったのだろうな。
+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
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