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書誌データ

新書・文庫
朝日新聞出版
2013年 07月 発売
211,74P
9784022617705

内容紹介

売れ残った子犬を冷蔵庫に入れて殺すペットショップ。違法業者たちがはびこるオークション販売。そして「飽きてしまった」という身勝手な飼い主たち。ペットブームの水面下に潜む「犬ビジネスの闇」に厳然と迫る。動物愛護法改正の舞台裏を大幅加筆。

目次

第1章 命のバーゲンセール(氷山の一角/「抱っこさせたら勝ち」商法 ほか)/第2章 「幼齢犬」人気が生む「欠陥商品」(「8週齢」未満の販売を欧米は規制/野放しのネットオークション ほか)/第3章 隔週木曜日は「捨て犬の日」(命を奪う「住民サービス」/「安楽死」導入した下関市 ほか)/第4章 ドイツの常識、日本の非常識(98%に新たな飼い主/虐待に罰則、「犬税」も ほか)/第5章 改正動物愛護法「骨抜き」の舞台裏(愛犬政治家たちの考え/ペット業界の巻き返し ほか)

命は消耗品ではない

4

年間約20万匹。日本で殺処分される犬や猫の数である。野良犬や
野良猫がほとんどいなくなった現在の日本で、殺処分される犬猫は
勿論ペッとしての犬猫である。

本書は雑誌「アエラ」に掲載された犬の殺処分に関連する記事に、
追加取材・加筆をして文庫化されたものである。

犬や猫に限らず、ペットとして迎え入れた動物はその死まで共に
過ごすことが当たり前だと思っていた。私自身、実家にいた時に
マルチーズを飼っていた。

このマルチーズ、父の仕事関係の知り合いの家から妹がもらった
犬だった。手放した理由を聞いた時、呆れた。「子供が飽きたから」。
だったら飼うなよと思った。

実家に来て数年後、血液の病気が見つかり通院が欠かせなくなった。
最期は母と私が見守るなかで息を引き取った。

安易に犬を飼うことから何が起きるのか。保健所に引き取られた
犬が、どのように処分(嫌な言葉だ)されるのか。漠然と「犬を
飼いたい」と思っている人に考えて欲しい。

飼い主が迎えに来てくれるのを待ちながら、ガス室に送り込まれ
殺されることを想像して欲しい。

個人ばかりではない。ペットショップで売れ残った犬がどうなるか。
悪質なブリーダーが繰り返し保健所を訪れることも多い。

どうすれば殺処分される犬を減らすことが出来るのか。本書では
熊本市の取り組みを紹介している。獣医師の資格を持った職員
が犬を持ち込む飼い主に対応し、時には声を荒げても説得に
あたる。時には飼い主を殺処分に立ち合わせる。

自分の腕のなかで鎮静剤を注射された犬が、けいれんを繰り返し
死んでいくのを眺める。その時、安易に飼い、安易に捨てようとし
た飼い主は後悔し、命の重みを知るのだろうか。

殺処分ゼロのドイツの取り組みも興味深い。行政ではなく、寄付金
で賄われる動物保護施設と、引き取り手の見つからない動物の
終生飼育施設があるそうだ。

また、5年ごとに見直される動物愛護法が前回の見直しでいかに
骨抜きにされたかの章では、ペット流通団体の身勝手と命の
軽視に憤りを感じた。

人間の最古の友人・犬。だが、その命はバーゲンセールのように
扱われている。命は消耗品ではないのにね。

尚、殺処分される犬の写真なども掲載されているので、本当に
動物が好きでその命の最期まで面倒をみる気で飼っている人
には衝撃が大きいかも。
+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
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このブクレポへコメント

atiさんがこのブクレポにコメントしました

ati
atiさん2013-08-15 11:41:37

考えさせられます・・・・・

sasha
sashaさん2013-08-15 20:20:03

>>atiさん
命のあるものだということを意識しない人がいるんですよね。

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