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書誌データ

小説・エッセイ
光文社
2014年 02月 発売
335P
9784334929305

内容紹介

誘拐された最愛の娘。救えるのは、ブラジルに消えた妻なのか!?絶体絶命の父親、絶望のカウントダウンが始まる!第17回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。

誘拐事件が気付かせた家族愛

4

『代理処罰』(国外犯処罰規定による訴追)とは、日本の裁判権が及ばない母国など、国外に逃亡した犯罪容疑者について、捜査資料を提供し、母国や逃亡先の国の法律に基づいて裁いてもらう手続きのことだそうです。しかしこの作品、この「代理処罰」というものは、あまり重要な役割を果たしていません。まず、そこがちょっと残念かと。


この作品のあらすじは、Free Styleさんが、見事にまとめて下さっているので、あっさりと、重複しない程度に。ということで、サラッとレポってみたいと思います。


食品の輸出入を手掛ける会社に勤務している岡田は、ブラジルに赴任中、日系人のエレナと結婚します。悠子という娘が生まれ、日本に帰国し、その後、聡という息子も生まれます。ところが、そんな一家を、悲劇が襲います。エレナが乗っていた車が、老婆を撥ねてしまったのです。その直後、謝罪をすることもなく、エレナはブラジルに戻ってしまいました。その後は音信不通です。


さらに今度は、悠子が誘拐されるという事件が発生するのです。犯人は、二千万円という身代金に加え、そのお金を、エレナに運ばせろと言うのです。岡田は、往復するだけで50時間以上かかるブラジルに、エレナを探しに行く決断をするのですが、身代金の受け渡しに間に合うか、ギリギリの時間しかありません。タイムリミットは116時間。なんとかエレナを探し出すことができたものの、彼女は拉致され、重傷を負わされてしまい、帰国は無理な状態になってしまいます。仕方なく、エレナに似ている女性警察官を、身代金の受け渡しに向かわせたのですが、予想外の展開に・・・


この作品で重要なポイントは、聡が、心臓移植の手術を受けたということです。この手術には、莫大な費用がかかるのですが、エレナの元の勤務先の社長からの借金と募金で捻出しました。今回の誘拐事件の身代金も、この社長に借金を頼むことにしたのですが、その社長こそ、この作品の鍵を握る人物だったのです。


娘が誘拐されたという極限状態になって、改めて気付く娘への思い。そして明らかになる、エレナの出国の理由。さらに、誘拐事件の真相。それらは、どれも、家族に対する愛情にあふれたものでした。


Free Styleさんも書かれていましたが、この作品、タイトルが失敗だと思います。「日本ミステリー大賞新人賞」受賞作だそうですが、受賞時のタイトルは、「カウントダウン168」というものだったようです。まだ、こちらの方がましな気がしますが、やはり、インパクトの問題なのでしょうか。


最後で、一気に解決してしまうという展開や、そのほかにも、いくつか気になる点はありましたが、家族の愛にあふれた素敵な作品でした。

+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
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