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書誌データ

小説・エッセイ
朝日新聞出版
2013年 11月 発売
293P
9784022511256

内容紹介

治療法がない―患者に死ねというのか!?再発したがん患者と、万策尽きた医師。「悪い医者」とは?と問いかけ運命のラストが待つ。悪の深さを描く著者の傑作。書き下ろし長編、感動の医療エンターテインメント。

おすすめポイント

現役の医師でもあり作家でもある著者が、満を持して取り組んだ「悪い医者とは?」を問いかける感動の医療長編小説。

お医者さんというお仕事と末期がんの患者さん

5

 「余命は3ヶ月です。もう治療はできません。残りの人生は好きなことをして過ごしてください。」

 ある日、突然お医者さんにこんなことを自分や家族が言われたらどう思うだろう。

 この物語に出てくるお医者さんは、「変に期待を持たせるより真実を伝えて、有意義な人生を送ってもらったほうがいい」「治る見込みがないのに苦しいだけの治療を続けるのはかえって寿命を縮めるだけ」ということを末期がんの患者に一生懸命伝えようとする。

 それは、真実なのだと思う。

 しかし、相手には絶対伝わらない。患者は、どんなことがあっても生き続けたいからだ。希望を捨てたくないからだ。

 何の心の準備もなく死の宣告を受ければ人は絶望してしまう。(経験がないので想像だが)

 この物語の主人公もお医者さんに「死ねということか」と毒づき、「苦しくてもいいから何とか治療を続けてくれ。」と懇願する。そして、治療してもらえる病院をわらをも掴む思いで探す。

 一方、この物語に出てくるお医者さんは、患者さんに残された時間を有意義に生きてもらいたい思いが伝わらないもどかしさ、経営的にも治らない患者に治療を続けることはできないという現実、忙しすぎる日常に悩み苦しんでいる。

 このお医者さんと患者さんの苦悩が交互に描かれ、最後に意外な形で交錯する。

 「生きる」とは「死ぬ」とは何か。お医者さんというお仕事とは何か。

 いろいろ考えさせる作品でした。名作です。

 

 

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