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これを読んで簡単に童話作家になれると思うのはまちが... » « 「だれも知らない小さな国」の作者の自伝です
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書誌データ

小説・エッセイ
青土社
2015年 01月 発売
184P
9784791768363

内容紹介

当代きっての物語の書き手でありまた読み手でもある3人の作家が、お互いの作品を時にするどく時になごやかにあますところなく語り尽くす!

目次

1 「こちら」と「むこう」が出会うとき―物語の生まれる場所(全ては繋がっている/物語の始まり/似ている、似ていない ほか)/2 物語を紡ぐ女神―世界の襞へわけいる力(「ひとりの女の子」の物語/「こういう技があったか!」/唯一の正解の道を辿る奇跡 ほか)/3 乱調が織りなすリアル―子どもたちは“物語”と遊ぶ(無自覚の変拍子?/禁断の領域へ/丁寧に見つめることのリアル ほか)

お互いの作品をややほめ過ぎでは?

3

鼎談という文字が出てきて?マークがつきましたが、鼎の足のように三人が向かい合って話し合うことという意味だと知り納得。

対談は二人で、鼎談は三人でということですね、ならば四人は……


上橋さんの「天と地の守り人」の文庫本化を機会に企画されたもののようです。日頃から仲の良い三人だそうで、それぞれに異なる作風ですので、それぞれの視点からお互いの書き方や作品世界について語り合っていただいたら面白いかなと、そういう乗りだったと思います。


都合三回上橋さんの作品について、続いて日を改めて荻原さんのRDGなどファンタジーの世界について語り、最後は佐藤さんの当時まだ未刊行だった「シロガラス」の三巻分の原稿を読んでもらって語るという趣向になっています。


ところどころ、ほうっと思わせる発言もあるのですが、タイトルの書いたようになんだか褒め合いというか、ここが面白かった、こういう発想はあなたらしくて素敵だ、という年齢はさておきガールズトークのような会話が続いていて、本心少し北外れだったかなと。


荻原さんについて上橋さんが

「荻原さんの異界の書き方がすごい。『RPG』の文章の美しさとして自然の描写が美しいのがあるんだけど、それがそのまま日本の異界ってこうだよなという表現に繋がっている。」


荻原さんが佐藤さんについて

「佐藤さんの文章はくどくなくて、ズバッと本心を突くの。たくさん見えているものの中からピンポイントで選択してくる感覚」

「佐藤さんはやっぱり子どもたちをすごく上手く描けるんだっていうところがいちばん面白かったです。」


上橋さんが佐藤さんを評して

「私は『サマータイム』を読んで、佐藤さんは天才だと思ったの。うちのめされちゃった。」

「余談だけど、私は猫のハットリに本当に惚れまくっていて、あれはもう最高ですよ!」


などなど、いいんですけど、読む方としては素人さんのような感想でないものを期待してしまうので。ただそんなファンの女の子のような視点も保って作品を読みながら、自身の作品には厳しく取り組んでいくという二面性があるのかなとも想像しました。


守り人シリーズや荻原さんの諸作を読んでいないこと、佐藤さんの新作「シロガラス」に期待外れの印象を受けたことがあるのかもしれません。

やや辛い星になりました。

+5あり! +3あり! +1あり!
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