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書誌データ

新書・文庫
講談社
2016年 07月 発売
290P
9784062990783

内容紹介

都内各地で同時多発的に発生した放火殺人。被害者は全員十六歳で、碑文谷女子大付属高校の一年生だった。辻曲彩音は江戸五色不動が狙われていると気づき、現場へと急ぐ。その彩音を警視庁捜査一課の刑事らが密かに追う。妹・摩季を救える期限まであと二日を切った辻曲兄妹は、再び高村皇との対決を覚悟するが!?振袖火事とも呼ばれる明暦の大火を経た復興都市「江戸」の鎮魂の歴史が明かされる。

驚きの事実が明らかに!

3

シリーズ第7弾。今回のターゲットは、江戸五色不動である。

都内各地で発生した放火殺人事件。三軒茶屋、駒込、両方の事件の犠牲者は、碑文谷女子大付属女子高校の1年生、16歳の少女だった。犠牲者の一人・谷川南の同級生の姉であるすみれは、まさか自分も、その事件に巻き込まれるとは、思ってもいなかっただろうが・・・

さらに犠牲者は増え、江戸川区平井では、すみれの妹・ますみの同級生と、その父親が狙われた。
この一連の事件を知り、辻曲家にやってきた陽一。彼の話では、これは単なる放火ではなく、犠牲者の一人は、首を絞められているため、完全に殺人事件だというのだ。
そこで思い浮かぶのは、高村皇(すめろぎ)たちである。しかし、今回は、事件の現場に、特に大怨霊と関係ありそうな神社仏閣はないのだ。
その場所に、共通する何かがあるはずと考えた彼女たちは、江戸五色不動を狙っていることに気付いたのだが・・・

今回の作品は、今までと、少し雰囲気が違う。その理由は、作品の終盤で明らかになるのだが。
今回の作品では、本筋に加えて、驚きの事実がいくつか明らかになる。辻曲家の両親が死亡した秘密、辻曲家と陽一の関係、陽一が「ヌリカベ」になった秘密、そして、辻曲家の次女・摩季の秘密などが、次々と明らかになり、シリーズが佳境に入った感じがしてきた。

このシリーズで描かれる、重大な目的は、第一作で、高村皇の陰謀の犠牲となって亡くなってしまった摩季を蘇らせることなのだが、その期限が、あと1日に迫っている。しかし、「死反術(まかるがえしのじゅつ)」を執り行うには、「十種の神宝」が必要なのだが、まだ、半分も揃っていない状況なのだ。それでも、なんとかして術を執り行おうと、辻曲家の長男である了は、必死で努力しているのだが・・・

さらに犠牲者は増え、最後に狙われたのは、目黒不動尊だった。しかし、命をとりとめた被害者の証言から、犯人は、予想外の人物であることが明らかになる。そして、すみれまでが、命を狙われるのだ。彼女が狙われた、驚きの理由とは・・・?

今回の作品では、江戸五色不動をはじめ、江戸六地蔵などに秘められた、悲しい過去の歴史が描かれていく。明暦の大火、そして吉原。華やかな江戸の歴史の裏側の暗部が明らかになっていく。

表紙の裏に、

「桜の樹の下には屍体が埋まっている!これは信じていいことなんだよ」

という、梶井基次郎の作品の文章が引用されている。この作品を読むと、この文章、すごく意味深な感じがしてくる。

高村皇との対決の行方は?そして、摩季の命を甦らせることはできるのか?続きが気になる作品だが、この作品を読むと、浮かれて花見をしている場合ではないという気持ちになるだろう。
+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
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