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「吾輩」の死の、驚きの真相! » « 黒船より前に、浦賀に来航した米国船が存在した!
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書誌データ

小説・エッセイ
新潮社
2016年 11月 発売
557P
9784104555116

内容紹介

東京・赤羽。絞殺死体で発見されたひとり暮らしの初老男性。親譲りの不動産を所有する被害者の周辺には、多くの捜査対象が存在する。地道な鑑取り捜査の過程で、家事代行業の女性が浮上した。しかし彼女の自宅に赴いた赤羽署の捜査員の前に、埼玉県警の警察車両が。彼女の仕事先では、他にも複数の不審死が発生していた―。舞台は敏腕弁護士と検察が鎬を削る裁判員裁判の場へ!無罪を主張する被告は証言台で突然、口を閉ざした。有罪に代えても守るべき何が、彼女にあるのか?丹念な捜査、緊迫の公判。新機軸の長編ミステリー。

ラストが惜しい。

4

東京都の赤羽で、初老の男性の死体が発見される。
男性は、マッサージチェアに座った状態で、首を絞められて殺されていた。
電話の通話記録などから、家事代行業の山本美紀という女性が、容疑者として浮上する。
ところが、彼女の自宅に赴いた捜査員は、埼玉県警の捜査員と鉢合わせしたのである。
実は、埼玉県警も、別の殺人容疑で、美紀から、事情を聞こうとしていたのだ。
調べていくと、さらにもう一件、美紀が関わった老人が自殺していたことが発覚する。

警察は、金目当ての犯行と考え、状況証拠は集まるが、凶器が発見されないなど、決定的な証拠が不足していた。
しかし、警察同士の対抗意識やメンツもあり、双方の警察が、かなり強引に、美紀を逮捕したのである。

そのニュースを見た、高見沢弘志は、驚愕する。
山本美紀という女性は、彼が、3年半ほど前に交際していた、中川綾子という女性だったのである。
どうやら、偽名を使っていたらしい。
高見沢は、彼女に約束をすっぽかされ、そのまま連絡がとれなくなっていたのだった。
しかし彼は、彼女が、殺人を犯すような女性だとは思えなかった。
そして彼は、仕事を辞めてまで(休暇の許可がもらえなかった)、美紀の裁判を傍聴することにしたのである。

この作品、3分の2くらいが、捜査について描かれ、残り3分の1くらいで、裁判の様子が描かれている。
500ページを超える長編で、両方がじっくり描かれていくのだが、結末が気になって、ページをめくる手が止まらなかった。
本当に美紀が犯人なのか?
状況は完全に不利な感じだが、彼女が犯人でないとしたら、一体、誰が犯人なのか?
そんな気持ちで読み進んだのだが、終盤まで、地味ではあるが、丁寧に描かれた作品だったのに、結末が、あまりにもあっさりというか、えっ、真相はそれなの?という感じだった。

裁判によって、知られたくなかった過去が明るみに出てしまった美紀。
それでも、彼女のことを思い続けた高見沢。

警察の逮捕が杜撰な感じがし、美紀の沈黙は中途半端な気もしたが、特に、法廷の場面は、なかなか迫力があったので、ラストのバタバタした終わり方が、かなり残念だった。

しかしながら、映像化にはピッタリの作品だと思う。
+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
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メモ
☆4個は、ラストの前まで。
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