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書誌データ

小説・エッセイ
新潮社
2017年 02月 発売
231P
9784103393320

内容紹介

大手町の将門塚に転がる生首、宇治川に浮かぶ首なし死体。貴船神社の釘づけ死体を発端に、京都と東京で続発する怪事件。京都府警が捜査を進める一方で、事件に関わりを持った萬願寺響子は、博覧強記の大学生・漣と将門怨霊伝説の真偽を追って、成田山新勝寺、神田明神へ。歴史の矛盾点から見えてきた、意外きわまりない構図とは?将門怨霊伝説の真実と、奇怪な事件の真相を解き明かす論理と驚きの長編歴史ミステリー!

将門は怨霊じゃなかった?!

3

京都の貴船神社で、女性の死体が発見される。
なんと、その死体は、木の枝から吊り下げられ、そのまま杉の幹に打ち付けられていたのだ。
心臓の辺りを貫く、大きな釘で。
それはまるで、丑の刻参りの藁人形のようだった。
貴船神社といえば、丑の刻参りで有名(?)である。

その事件を担当することになったのは、京都府警捜査一課の警部・笹岡亀三と、部下の市村鶴夫巡査部長の、通称・鶴亀コンビである。

ところが、捜査をしていた二人に連絡が入り、今度は、宇治川で、首のない死体が発見されたというのだ。

一方、東京では、大手町の将門塚で、生首が発見される。
しかも、将門塚が荒らされていたというのだ。

将門塚で発見された生首は、宇治川で発見された死体のものかと思われたのだが、血液型が違うことがわかり、あっさりと別人のものと判明する。

事件の真相は、東京に隠されていると考えた鶴亀コンビは、東京に向かう。
ところが、彼らが東京に着いた直後、今度は、神田明神で、男性の死体が発見され・・・

今回の事件の謎を解くのは、医薬品関係の出版社に勤務する、萬願寺響子の、変わり者の大学生の従弟・鳴上漣である。
どうやら漣、著者のあのシリーズの主人公と知り合いらしい。
そのことからもわかるように、彼の歴史の知識は半端ではない。
そして、今回の一連の事件は、どうやら、将門と関係しているらしいということがわかってくる。
将門塚の事件の被害者が、会社の関係者であったこともあり、響子は、漣とともに、将門について調べ始めるのだった。
そして明らかになる、事件の真相とは・・・?

著者の作品ではよくあることなのだが、事件は二の次で、歴史にまつわる解説がメインのような気がした。
説明すると、とてつもなく長くなるので省略するが、結論だけ言うと、将門は怨霊ではなかったということになる。
ではなぜ、将門は怨霊だと言われるようになったのか?
そこには、さまざまな事情があったようである。

事件に関しては、死体の衝撃度のわりには、それほど面白いものではなかったが、将門と成田山新勝寺との意外なつながりなど、高田流の歴史解釈を楽しむことができた。


余談だが、将門に対する畏怖から、将門塚近辺に建つビルに勤務している社員の机は、塚に背中やお尻を向けないように配置されているというのは本当だろうか。
+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
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