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書誌データ

新書・文庫
東京創元社
1999年 04月 発売
424P
9784488581015

迷える魂

4

 素直さが足りないのか。 
 もっと感動して、生について、家族との関係について反省できればいいのだろうけれど。志賀直哉に打ちのめされる時ほどには心動かされなかった。
 
 あまりにも夫婦の愛がストレートに描かれていて、同調しにくい。欧米風の感情表現に馴染めない、と言う事もあるし、自らに置き換えると、つい、夫婦がこんなにもたれ合いあってはダメだ、と考えてもしまう。

 いわゆる「天国」と「地獄」を新たな解釈で、現代風に構築している辺りは『ヴァンパイアクロニクル 悪魔メムノック』のようでもあり、『杜子春』で描かれる地獄のようでもある。
 「天国」の描写は素晴らしく楽しめる。自分の意思の力で様々な事が実現できる世界。理想の家や身体のコントロール。本当にこんな世界が待っていると分かっていれば、確かに死を恐れる事はなくなるのだろう。


 中学くらいの頃、親がいわゆる新興宗教にはまっていると言う同級生から借りた本の内容を思い出した。現代人が受け入れやすいよう、既存の宗教観を統合したかのような死後の世界。それが正しいのか、正しくないのかはもちろん分からないが、より多くの人々から共感を得られるためにはそんな試みも理解できる。
 時が経ち、時代にそぐわなくなったあちこちを補正し、よりグローバルな体系を作り上げる。つい、SF好きはそちらの方向から考えてしまうが。

 希望を抱かせる描写。逆に絶望を覚える部分。
 いくら愛があっても、拒絶する心。本人に気持ちがなければ。

 簡単に、思うようなストーリー展開とはならないのがいい。
 魂の救済には、現世では長い長い時間がかかるのは当然の事なのだ。
+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
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