ブクレポ
ブクレポってどんなサイト?
login_header
新規登録(無料)
login_header
ようこそゲストさん 
  • ログイン
  • ブクレポとは?
  • ヘルプ
  • ホーム
  • 本をさがす
  • ブクレポをさがす
  • ユーザをさがす
マーブルさん 
35 あり!
あり!
このブクレポを評価しよう!あり!とは?
+5あり! +5あり!を取り消す +5あり! +3あり! +3あり!を取り消す +3あり! +1あり! +1あり!を取り消す +1あり!
このブクレポにあり!した人
よだかを救うには » « 渾身の作
book_report_header

書誌データ

新書・文庫
東京創元社
1991年 12月 発売
358P
9784488514082

禍々しき者共よ 表へ出て、我と戦え

3

 先日久しぶりに読んだデイ·キャンプ。その後、ラヴクラフトやハワードの伝記を書いていることや、あのコナンシリーズに参加していることを知った。
 あのコナン。確かエルリックのレポに書いたと思うが、ファンタジーをよく読んでいた時期にもコナンには全く手を出さなかった。筋肉自慢の狂戦士より、悩める蒼白き魔法戦士の方が好みだったのだ。

 今頃になり後悔しても、コナンシリーズはあまりお目にかからなくなってしまった。気にかけているうちに手にいれたのが本書。ハワードのクトゥルー神話譚だと言う。どういう事なのか。

 解説によると、二人は親しく手紙のやり取りをし、交流があったようだ。その辺りがデイ·キャンプの伝記に描かれているのかもしれない。兄と慕うラヴクラフトの世界観をハワードが描いた、そんな作品たちなのだろう。

 が、読んでみるとやはり作者の個性は隠せないもの。同じ世界観とは言え、どことなく異なっている。ラヴクラフトの描く古きもの、怪物は、粘液質で異臭を放つ、ぐちゃぐちゃの印象だが、ハワードのそれはもっと硬質でシャープに思える。そして最も印象が異なるのは、それら禍々しき物と対峙する人間だ。恐怖の声を上げる蒼白く弱々しい存在等ではなく、強靭な体と勇気を持って刀を振るう戦士が多い。まさしく『コナン』である。

 再び本書の解説によれば、その違いの根源には二人の現実に向かう姿勢の違いがあったようだ。現実から逃避し、隠者のように生きたラヴクラフト。身体を鍛え、格闘技を身につけ、現実に立ち向かったハワード。目の前に現れた乗り越えるべきものに対するそれぞれの態度は、そのまま作品に現れている。


 これらの作品群を読みながら、次第に既視感を覚えてきた。何処かで出会ったはずの、この雰囲気。
 そうだ、これはあの豹頭の戦士の世界ではないか。

+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
book_report_footer

ブクレポの輪

ブクレポの輪とは?

このブクレポへコメント

 マーブルさんのブクレポ

渾身の作
虞美人草
4
あり!:38     コメント:0
迷える魂
奇蹟の輝き
4
あり!:38     コメント:0
雨が、降り続いている
武器よさらば
4
あり!:41     コメント:0
私も救われた気がする
エンドロール
4
あり!:33     コメント:0
捕物帖ものの嚆矢
半七捕物帳 5
5
あり!:38     コメント:0

 この書籍のブクレポ

ブクレポはまだありません。

この書籍のブクレポを書いてみましょう!

  ロバートEハワードの書籍のブクレポ

ブクレポはまだありません。

ロバートEハワードの書籍一覧へ