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書誌データ

小説・エッセイ
祥伝社
2013年 09月 発売
355P
9784396634186

内容紹介

2014年、防衛省に“サイバー防衛隊”が設置された。ネットワークを介したあらゆるテロに対処する、官民の精鋭を集めた組織だ。通称サイバー・コマンドー。民間からは若き天才ハッカーの明神海斗と、米セキュリティ企業出身の出原しのぶが参加した―海斗たちが悪辣ロシア人ハッカーの捜査を進めていた時だった。全国で通信障害が多発し、もの作り日本を支える各地の工場では原因不明の稼働率低下が発覚した。海斗は真相解明のため、急遽、浜松の自動車工場へ向かうが、駅のホームに降り立った直後、後続の新幹線が突如暴走し大破する。惨劇は鉄道だけではなかった。信号、電話...あらゆるライフラインが海斗の目の前で崩壊していった。サイバー攻撃が始まったのだ。誰が?何の目的で?衝撃のラストに戦慄する超弩級エンターテインメント。

おすすめポイント

サイバー戦争対策に、防衛省に「サイバー空間防衛隊」が設置された……。衝撃のラスト、超弩級エンターテイメント。

サイバー戦争、勃発!?

4

この作品を読むにあたって、『ハッカー』という人々に対する認識を改める必要がある。
私だけではないと思うが、『ハッカー』と聞くと、犯罪者というイメージがあったが、どうやら、コンピュータやネットの世界では、かなり認識が異なるようだ。
簡単に言えば、悪人ばかりではないということである。

そんな、天才ハッカーの一人である、明神海斗(実家が神社という設定が面白い)をはじめ、わけあって、アメリカのセキュリティ企業を辞めた出原(いずはら)しのぶ他、官民の精鋭たちが集められ、2014年、防衛省に、『サイバー防衛隊』、通称・サイバー・コマンドーが組織された。

全国で通信障害が多発したり、日本各地の工場の原因不明の稼働率低下による、名目GDPの急激な減少が報告される中、海斗が調査を始めようとした矢先、サイバー攻撃が始まったのである。
制御不能となった新幹線が衝突し、ネットも携帯も電話も使用できなくなり、通信網が麻痺する。
通信手段がなくなったため、物流も滞る。
電車も飛行機も運行できなくなる。
同じように、アメリカも、社会が混乱状態に陥っていた。
ついに、恐れていた、サイバー戦争が勃発してしまったのである。

ところが、サイバー・コマンドーによる反撃に対し、国会は、なかなか決議に至らなかった。
というのは、犯人の特定が困難であることから、法整備が進んでいなかったのである。
そんな厳しい状況下、サイバー・コマンドーのメンバーたちは、日本の危機を救うことができるのか?!

一方、海斗は、サイバー戦争以前の任務で、悪辣なロシア人ハッカーの怒りを買い、命を狙われることに。
そして彼は、自分の仕事は、指先ひとつで、大勢の命を奪う可能性があるということに気付き、国を守る立場に、ジレンマを感じ始めるとともに、これは、自分がやりたかった仕事ではないのではないかという疑問を抱くのだった。

さらに、しのぶには、スパイの容疑がかけられる。

この作品、単なる小説の話とは思えなかった。
高度情報化社会の脆さを痛感するとともに、核兵器もミサイルも使わなくても、パソコン一台あれば、簡単に攻撃できてしまうということに、空恐ろしさを感じた。
サイバー攻撃のニュースを、今朝も耳にしたが、「攻撃」が、いつ「戦争」に発展しても、おかしくないと思えてしまった。
そしてそれは、本物の戦争に発展する可能性が高いのだ。

コンピュータやネットに関しては、全くの素人であるため、専門用語が沢山出てくるのは、かなり厳しかったが、それを上回る迫力がある、非常に読みごたえのある作品だった。

サイバー戦争が勃発しないことを、心から祈る。
+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
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