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書誌データ

小説・エッセイ
双葉社
2017年 02月 発売
417P
9784575240184

内容紹介

貧しさゆえイジメに遭っていた白石ほのかは、町のピアノ教師・二ノ宮に助けられた。ほのかの音楽的才能を見抜いた二ノ宮は、紙に描いた鍵盤を手はじめに、献身的にピアノを教えこむ。その甲斐あって音大に入ったほのかは、プロのピアニストを目指すため、コンクールに挑むことを決意した。その前に続々と現れる強力なライバル―ほのかは優勝して二ノ宮の想いに応えることができるのか!?

読むタイミングが悪かった・・・

3

6歳の白石ほのかは、父親が亡くなり、母親と二人、貧しい生活を送っていた。
貧しいことを理由にいじめられていたほのかは、ピアノ教師の二ノ宮に助けられる。
二ノ宮は、ほのかのピアノの才能を見抜き、彼女に、スケッチブックに描かれた、“紙のピアノ”をプレゼントするとともに、無料で、ピアノのレッスンを始めたのだった。

彼女の才能は開花し、奨学金で、日本有数の音大に入学することができた。
そこで彼女は、井沢舞華という、天才少女と出会う。
そして、ある条件をつけて、「新日本音楽コンクールに」エントリーした二人。
しかしそこには、舞華と同レベルの天才たちもエントリーしていたのである。

ある理由で、ほのかと舞華の勝負は、「フランツ・リスト・ピアノコンペティション」に持ち越しになる。
ところがそこには、さらなる天才が存在していたのである・・・

この作品、読むタイミングが悪かったとしか言いようがない。
ピアノコンクールの世界を描いたというのが共通するだけで、内容は、全く異なることはわかっているのだが、どうしても、恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」と比較してしまい、最後まで、作品に入り込むことができなかった。

内容的にも、まるで、少女マンガのようなストーリーだった。
競い合うライバルたちは、全て女の子で、キャラクターもはっきりしている。
「善人」の美沙・グレイス、「悪役」の井沢舞華、天真爛漫な女子高生・花井セイラ、演奏スタイルにこだわらず、とにかくピアノを愛する滝沢もも、海外育ちの帰国子女・財前花蓮。

ほのかの原動力は、ピアノに対する愛とともに、二ノ宮への、秘められた恋心である。
そして、ほのかの母親と二ノ宮の過去の秘密。
さらに、運命づけられたかのような、ほのかと舞華のライバル関係。
二ノ宮が、ほのかにピアノを教えようと思ったもう一つの理由。
二ノ宮と、幼い頃に誓った約束。
ほのかに想いを寄せ、献身的にサポートする、大学の友人・蒼(あおい)。
自分の演奏に絶対の自信を持ち、周りの人たちを見下したような言葉を投げつける舞華。
あらゆる設定が、少女マンガそのものなのだ。

作品に入り込めないと、余計なことを考えてしまい、母親も亡くなり、ひとりぼっちのほのかは、バイトもせずに、生活費をどうやって工面しているのかとか、マンションの家賃はどうしているのかとか、つまらないことが頭に浮かんでしまった。

新堂さんの作品が好きな人にとっては、素敵な作品なのだろう。
しかしながら、最近は、素晴らしい音楽小説が多く、ありきたりな話では、読者が満足できなくなっているかもしれない。

この作品は、小説の形をした少女マンガだと思って読むといいかもしれない。
+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
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