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書誌データ

人文・社会
中央公論社
1991年 02月 発売
235P
9784124028164

鎌倉二代将軍

4

マンガ日本の歴史第16巻 中世篇3「朝幕の確執、承久の乱へ」



「源」で始まる鎌倉の将軍が三代で途絶えたことは承知していたけど、そして三代目で終っちゃったので、三代目が実朝って名前だったのも覚えているけど、二代将軍って、そう言えば記憶になかったなぁ。

と、このマンガを読みながら思った。

名前は頼家。頼朝と政子との間に生まれた源家嫡男で、18歳で父上の急死により家督を相続、征夷大将軍となるが、御家人たちの反感を買い、訴訟を直接裁断できなくなり、北条氏を中心とする御家人13人の合議制になってしまう。更に病を得ると、頼家の後ろ盾だった此企氏が北条氏により討たれてしまい、将軍職ははく奪、伊豆の修善寺に幽閉され、入浴中に北条氏により暗殺されてしまった。

三代将軍となった実朝は頼家の弟だが、兄が追放されると12歳で征夷大将軍職に就く。京よりお嫁さんを迎え入れ、歌人として優れ(「金槐和歌集」がある)、政治にも興味を示し、これからという矢先、頼家の息子に暗殺されてしまい、源氏将軍は断絶してしまった。

政治的手腕に優れた父親の非情なまでの為政の所為、というわけでもあるまいが、親子は2代、将軍は3代で終わってしまうのは何の因果だろう?


さて、その後である。頼朝さんの奥さん・政子もまた政治家であった。

北条氏が執権として権勢をふるうまで、朝廷との調停を行い、背後に頼朝の威力をちらつかせながら数々の謀略、暗殺等々を繰り返し、権力維持に努めたのだ。


朝廷も黙ってはいない。

ついに後鳥羽上皇が対鎌倉戦線を布告するが、最後には完全なる敗北を喫してしまう。

これが1221年の「承久の乱」であって、武士による統治の時代が実質をもって始まった。

そしてもう一点。

北条泰時が1232年に定めたという「御成敗式目」(後に「貞永式目」とも呼ばれる)。

鎌倉殿(頼朝)の時代以来慣例で行われていたことなどを明文化したもので、以降広く武家法の基本ともなり、江戸時代にも有効でかつ優れた法先例として扱われていたようだ。


因みに、北条氏が将軍となることはなかった。

それはなれなかったからなのだが、このマンガにはそんなことは書いていない。

どういう理由によるか? は『東大のディープな日本史』(中経出版)p.90~に詳しいが、一言で言えば「家格」の違い「血筋」の違いによるものである。


さてさて、どうでもいいことながら、先日高知では「Qさま」が春の特別編成の中で放送された。実際テレ朝での放送は昨年の11月だったそうだが、テレビ朝日系の局がない(!)高知では、こんなふうに特番がたま~に半年遅れで放送されたりするのだ。

丁度その中に、「御成敗式目」を制定したのは誰か? みたいな問題があり、今読んだばかりのこのマンガのおかげですぐにわかってしまった。

歴史の流れやエポック・メイキングな出来事を知るに適したマンガのようだ。

+5あり! +3あり! +1あり!
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