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書誌データ

小説・エッセイ
サンマーク出版
2017年 03月 発売
303P
9784763136077

内容紹介

愛する人を想う気持ちが生み出した、不器用でやさしい4つの「嘘」。「過去にいられるのは、コーヒーが冷めるまでの間だけ」不思議な喫茶店フニクリフニクラにやってきた、4人の男たち。どうしても過去に戻りたい彼らの口には出せない本当の願いとは...?

幸せにならないといけないんだよ。

4

「コーヒーが冷めないうちに」の続編で、7年後の話らしい。
今回は、「愛する人を想う気持ちが生み出した、不器用でやさしい4つの『嘘』」を描いた作品となっている。
そして、今回、過去や未来に行くのは、全て男性である。

『親友』は、22年前に亡くなった親友に会いに行く男の話。
路頭に迷っていた剛太郎を救ってくれた親友・秀一と彼の妻が、交通事故で亡くなってしまう。剛太郎は、残された彼らの娘・遥を、本当の両親のことを隠して、自分の娘として育ててきた。しかし、その遥が、結婚することになり、彼は、ある決意を胸に秘め、過去に戻ったのである。

『親子』は、母親の葬儀に出られなかった息子の話。
陶芸家になるために、京都で修行していた幸雄は、ある事情で、母親の葬儀に出席できなかった。そんな彼は、亡くなる前の母親に会うために過去に戻るのだが、彼には、過去に戻る、もう一つの目的があり・・・

『恋人』は、結婚できなかった恋人に会いに行く男の話。
この話は、未来へ行った話である。(この店では、未来に行くこともできる)
倉田には、恋人がいたのだが、急性骨髄性白血病と診断され、余命半年と宣告されてしまった。彼は、おそらく、自分は死んでいるであろう、2年後の世界に行き、恋人と会おうとするのだが・・・

『夫婦』は、妻にプレゼントを渡せなかった老刑事の話。
万田清の妻は、30年前の誕生日に、強盗事件に巻き込まれて亡くなった。実はその日、清は、妻と、この喫茶店『フニクリフニクラ』で待ち合わせをしていたのだが、仕事で来られなくなってしまったのである。彼は、自分が約束を守っていれば、妻は死なずに済んだのではないかと、自分を責め続けていたのである。

この、不思議な喫茶店『フニクリフニクラ』で、過去や未来に行くためには、非常に面倒なルールがある。
主なルールは、前作のレポ(http://bookrepo.com/book_report/show/376323)を読んでいただければと思うのだが、一番重要なのは、「過去に戻っても、現実を変えることはできない」ということだろう。
それでも、店を訪れる男たちは、過去や未来に行きたいと思うのである。
それは、現実は変えられなくても、彼らの心の中は変えることができるからだろうか。

今回の作品、正直、2話目までは、前作のような感動を味わえなかった。
理由の一つは、過去に戻って会う人たちが、この店の常連客で、店の秘密を知っているということ、
そしてもう一つは、ルールの説明がくどいことだった。

しかし、3話目から、感動的な展開になっていった。
そして、最後の話では、うるっとしてしまった。

今回の話では、この店で働いている時田数と、ルールにも登場する、白いワンピースの女の幽霊の秘密が明らかになる。
さらに、今まで書かれていなかった、あるルールも明らかになる。
そして、作品内の話や前作での話が、さりげなくつながっているのがいい。

この作品では、数を含め、自分を責め、自分は幸せになってはいけないと思い込んでいる人たちがいる。
そんな人たちに、「幸せにならないといけないんだよ」と語りかけるような作品だった。

最後は、意味深な終わり方をしているので、まだ、続編があるのかなという感じである。
+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
引用文
「君がこれから幸せになれば、その子は君を幸せにするために70日という命を使ったことになるんだ。」  (198P)
「そのとき、その命には意味が生まれる。その子が命を授かった意味を作るのは君なんだよ。」  (198P)
「だから、君は絶対に幸せにならないといけないんだ。それを一番望んでるのは、その子なんだよ・・・・」  (198P)
流産したのは自分のせいだと、自分を責める女性に、倉田がかけた言葉である。この言葉を応用することによって、自分を責めて苦しんでいる人たちの心が、救われていったようだ。
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メモ
☆4個は、最後の話がよかったので、大サービス。
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