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視点を変えることで明らかになる、さまざまな秘密 » « 日本人は、原発の恐ろしさを、もう忘れてしまったのだ...
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書誌データ

小説・エッセイ
早川書房
2017年 03月 発売
378P
9784152096340

内容紹介

警視庁刑事部分析捜査三係の渡瀬敦子は、小金井市・小平市・西東京市連続放火事件を追っていた。監視カメラの情報とプロファイリングから捜査を進めるが、発生予測地点を外すたび、周囲の反発は強まっていく。一方、記者復帰を狙う東都放送報道局・版権デスクの土方玲衣は、中学校時代の同級生である敦子の捜査を局の看板番組『ニュース・X』で取り上げることを思いつく。難事件に挑む女性捜査官、複雑化する現代型犯罪―より注目を集める内容で番組を構成するため、連続放火と同時期に起きた埼玉県の連続路上強盗致死傷事件を調べ始める。やがて二つの凶悪事件を結ぶわずかな線を見出した玲衣と敦子は、都市に溶け込む意外な犯人像にたどりつく。時を同じくして衆院選の開票日が迫るなか、二人の執念の涯てに、前代未聞の“事件中継”が始まろうとしていた―緊迫の報道×本格警察小説。

二つの連続事件に隠された、おぞましい秘密

3

警視庁刑事部分析捜査三係の渡瀬敦子(29歳)は、東京都西部で発生した、連続放火事件を追っていた。
そんな中彼女は、中学時代の同級生である、土方玲衣と再会する。
彼女は、テレビ局に勤務しているのだが、ある事情で、版権デスクという閑職に追いやられていた。
女性初の、テレビ局生え抜き社長になるという野望を抱く彼女は、敦子の捜査を、ニュース番組で取り上げることを思いつき、本業そっちのけで、事件にのめり込んでいく。
情報交換をし(敦子の場合、職務違反にならない範囲で)、それぞれが調査をすすめていくうちに、東京都の連続放火事件が、埼玉県南部で発生している、連続路上強盗事件とつながっている可能性が浮かび上がってくる。
敦子は、事件の解決のため、玲衣は、起死回生のスクープのため、事件の真相に迫っていくのだが・・・

「ダークナンバー」とは、警察的には、事件としてカウントされない、目に見えない暗数のことなのだが、この作品の中では、違う意味を持ってくる。
それは、とても残酷な数字であり、それが、二つの連続事件の動機につながっていくのだ。

この作品、非常に凝った作りになっている。
とても複雑な構造の事件で、よく考えられているとは思うのだが、ちょっと凝り過ぎてしまった感じで、個人的には、作品に入り込むことができなかった。
警察と報道の両面から描いていることもあり、登場人物が非常に多いのにも参った。

展開的にも、メリハリがない感じで、いまひとつインパクトに欠ける気がした。
結末も、後味が悪く、幸せになった人は、誰もいなかったのではないかと思ってしまった。

二組の女性たちの、形の異なる絆を描いた作品でもあったが、欲張って盛り込み過ぎた感じだった。
内容的には非常に面白い作品だと思うので、もう少しシンプルにまとめれば、もっと読みやすい作品になったのではないかと思った。
+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
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