ブクレポ
ブクレポってどんなサイト?
login_header
新規登録(無料)
login_header
ようこそゲストさん 
  • ログイン
  • ブクレポとは?
  • ヘルプ
  • ホーム
  • 本をさがす
  • ブクレポをさがす
  • ユーザをさがす
まーちさん 
35 あり!
あり!
このブクレポを評価しよう!あり!とは?
+5あり! +5あり!を取り消す +5あり! +3あり! +3あり!を取り消す +3あり! +1あり! +1あり!を取り消す +1あり!
このブクレポにあり!した人
“究極の選択”の連続! » « スッキリした。 <特別付録レポ>
book_report_header

書誌データ

小説・エッセイ
KADOKAWA
2017年 03月 発売
310P
9784041052136

内容紹介

画廊の息子で幼い頃から画家を目指している緑川礼(僕)は、期待外れな高校生活を送っていた。友人は筋肉マニアの変わり者一人。美術展の公募にも落選続きで、画家としての一歩も踏み出せず、冴えない毎日だった。だが高校生活も半ばを過ぎた頃、僕は学校の絵画損壊事件の犯人にされそうになる。その窮地を救ってくれたのは、無口で謎めいた同学年の美少女、千坂桜だった。千坂は有名絵画をヒントに事件の真相を解き明かし、それから僕の日々は一変する。僕は高校・芸大・社会人と、天才的な美術センスを持つ千坂と共に、絵画にまつわる事件に巻き込まれていくことになり...。二人のもどかしい関係の行方は―?見ていた世界が鮮やかに裏切られる、仕掛けと驚きに満ちたミステリー!

事件は終わっていなかった!

4

画廊の息子である緑川礼は、幼い頃から、画家を目指していた。
そんな彼は、高校1年の初夏に、千坂桜という女の子と出会う。
彼女は、特待生クラスの生徒だった。
緑川は、彼女に、ほのかな想いを抱くのだが、クラスが違うこともあり、なかなか接近するチャンスがなかったのである。
そんな時、彼は、ある事件の容疑者になってしまう。
それは、学校内に飾られていた絵画の損壊事件だった。
そして、彼のピンチを救ってくれたのが千坂だったのである。
さらに彼女は、事件の真犯人まで見つけ出してしまったのだ。

この作品は、緑川が巻き込まれた、絵画にまつわる事件を、千坂が、有名絵画をヒントにして、事件の謎を解き明かす、連作短編集風の作品である。

高校3年生の時は、ある美術館の、密室状態の展示室で、有名画家の作品が損壊されるという事件を解決し、
芸大の学生の時は、密室状態の学内の部屋の放火事件を解決し、
卒業後は、緑川の父親が営む画廊での、絵画盗難事件を解決する。

しかし、全ての事件は、終わっていなかったのである。
最後の事件が解決したあと、あるものがきっかけで、過去の事件の真相が、全て覆されてしまうのだ。
そして、千坂にまつわる、驚きの秘密が明らかになるのである。

この作品、絵画にまつわる事件が描かれるとともに、緑川の、複雑な気持ちも描かれていく。
彼は、自分のことを、「特別な人間」だと思い込んでいた。
しかし、千坂と出会い、「天才」と「凡人」の差を、思い知らされることになるのだ。
千坂に対し、恋心を抱くと同時に、彼女の才能に対し嫉妬し、嫉妬する自分に嫌悪感を抱くのだった。
そして千坂も、葛藤に苦しみながら生きてきたことを知る。
さらに緑川は、終盤で、“悪魔のささやき”に心を乱され・・・

青春ものを読むのは、ためらいがちなのだが、この作品は、いい意味で予想外で、非常に面白かった。
緑川の、唯一の友人ともいえる、風戸翔馬という、筋肉マニアのキャラも面白い。
そして千坂は、美少女であるにもかかわらず、かなりの変人である。
この作品、ドラマ化しても面白いのではないだろうか。

そして、この作品、謎解きのヒントとなる絵画の写真が掲載されていたのが、とてもよかった。
青春全開という感じではなかったので、私のようなおばさんでも読みやすく、ミステリ的にもとても面白い作品だった。
+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
タグ
book_report_footer

ブクレポの輪

ブクレポの輪とは?

このブクレポへコメント

 この書籍のブクレポ

ブクレポはまだありません。

この書籍のブクレポを書いてみましょう!

  似鳥鶏の書籍のブクレポ

東京が、テロの標的に!
世界が終わる街
4
あり!:48     コメント:0
『傍観者』という罪
ゼロの日に叫ぶ
4
あり!:45     コメント:0