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書誌データ

小説・エッセイ
講談社
2017年 02月 発売
282P
9784062203715

内容紹介

神様って何なんだ?全国の神社とコンビニを巡るうち、閉じこめた感情が溢れだす。笑いあり涙あり、訳アリ3人組の青春ロードノベル!

神社巡りの旅に隠された、残酷な秘密

4

大学4年のみのるは、就活に失敗し、大学も休学してしまった。
そんな時、友人の立木の家で、冴木紡(つむぎ)という、男性と出会う。
ところが、家に帰ると、その冴木から、メールが届いたのである。
どうやら、SNSで調べたらしい。
しかも、一度会っただけだというのに、一緒に食事をしないかと言うのである。
普段なら、そんな誘いを受けないのだが、なぜかOKしてしまったみのる。
そして、冴木は、「一緒に、全国の神社を巡る旅に出ないか」と、みのるを誘ったのである。

実は、みのるの家は神社で、父親は神主だったのだ。
ところが、父親は、賽銭泥棒に殺されてしまったのである。
それ以来、みのるは心を閉ざしてしまい、それが、就活が成功しない理由だったのだ。

父親が亡くなって以来、みのるは、神社を避けていた。
だから、紡の誘いをきっぱりと断ったのである。
しかし、ひとつだけ、近所の神社にと言われ、8年ぶりで神社を訪れたみのるは、紡とともに旅に出る気持ちになったのだ。

この作品は、みのるたちが、車で、全国の神社を巡る旅を描いたロードノベルである。

鹿島神宮からスタートし、反時計回りで全国を巡り、ゴールの伊勢神宮を目指す旅である。
そして彼らは、北海道の宗谷にある、日本最北端の神社・北門神社で、結城ほのかという、看護師の女性と出会う。
ひょんなことから、この、ほのかも、旅に加わることになる。
一台の車で、男女が、と思うかもしれないが、どうやら彼女は、変な気になるようなタイプではないようで、しかも、みのると紡は、驚きの防衛対策を強いられることになるのだ。

賑やかで食いしん坊のほのかが加わり、その土地のおいしいものを食べながら、神社巡りの旅は続く。
ところが、ほのかが住む大阪で、とんでもない事態が発生してしまったのだ。
なんと、彼女の同棲中の彼氏の、浮気現場に遭遇してしまったのである。
ほのかの旅は、ここで終わるはずだったのだが、そんなことがあったので、一緒に旅を続けることになったのだ。

楽しい旅が続くのだが、みのるは、時々見せる紡の表情から、彼は、何かを隠していると感じていた。
そして、たまたま見えてしまった紡のメールの文面が気になり、彼の友人から、話を聞くことにしたのだが・・・

紡の友人である今澤から聞かされた紡の秘密は、あまりにも残酷なものだった。
そのために彼は、休職し、旅に出ることにしたことがわかる。
さらに終盤で、今澤も知らなかった、紡の旅の、本当の目的を知ることになるのだった。
そして、彼がみのるを旅に誘おうと思った理由も。

この本、手元に置いて、神社のガイドブック的に使ってみたくなった。
神社の解説本に書かれているのと同じなのだろうが、なぜか、小説で読むと、気になることばかりだった。
先日読んだ、こたろうさんのレポではないが、やはり、「物語」になっているからだろうか。

神社を巡る旅を通して、みのるは、自分が進む道を見つけ出し、紡は、残酷な過去を乗り越えることができたようだ。

神社や神様、神話などが、とてもわかりやすく解説されているとともに、笑いあり涙ありの旅が描かれている、予想外に面白い作品だった。
この作品を読んだら、行ってみたい神社が、ますます増えてしまった。

人は、自分を必要としている人を求めているということを感じさせられる作品でもあった。
+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
引用文
「願いが実際に叶うかどうかは二の次で、願える相手がいるってだけで人は救われるんだ。」  (251P)
人はなぜ、神様に祈るのかという疑問に、紡が、自分の考えを語った言葉である。
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