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日本人は、原発の恐ろしさを、もう忘れてしまったのだ... » « 惚れた男が真犯人!?
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書誌データ

小説・エッセイ
集英社
2017年 03月 発売
273P
9784087710687

内容紹介

誰かに思われることで起きてしまう犯罪。誰かを思うことで救える罪。親しい人を思う感情にこそ、犯罪の“盲点”はある。七つの短編を通して、人生の機微を穿つ、ミステリの新機軸。

“誰かに思われることで起きてしまう犯罪、誰かを思うことで救える犯罪”

3

この作品には7つの短編が収録されている。
ほとんどが、何らかの形で、親族が関係してくる話で、障がいにまつわる話もいくつかあった。

『文字盤』  刑事の寺島は、交通事故に遭い、昏睡状態から意識を取り戻した親友の刑事・末原の見舞いに行く。寺島は、コンビニ強盗事件の捜査を担当していたのだが、末原の見舞いの際に見たあるものがきっかけで、犯人に気付き・・・
──父親と息子の、複雑な心理を描いた話。

『苦いカクテル』  父親の介護で疲れ果てている美登里は、父親とぎくしゃくした関係になっている妹の詩緒里に、協力を求める。ところが、詩緒里に父親を任せ、美登里が買い物に行っている間に、父親が死んでしまい・・・
──これは、犯罪なのか、優しさなのか・・・

『オンブタイ』  西条は、車の中で、軽い気持ちでやったことが原因で事故を起こし、同乗していた部下が死亡してしまった。彼自身も、その事故で、失明してしまったのだが、そんな彼の自宅に、視覚障害者ガイドヘルパーの女性が訪れ・・・
──このヘルパーの正体が怖すぎる。

『血縁』  介護の仕事をしている志保は、訪問先の老女を、誤って死亡させてしまった。その現場を、同じ職場で働く姉に目撃されてしまう。ところが、姉は、強盗犯による犯行に見せかけると言い出し・・・
──姉の作戦には、恐ろしい秘密が隠されているとともに、それには、二人が子どもの頃の、ある出来事も関係していて・・・

『ラストストロー』  元刑務官の3人の男性が、定期的な集まりで、死刑執行のボタンについて語り合う。しかしその話には、ある意味が込められていて・・・
──「ラストストロー」とは、「最後の藁」。どれだけ頑丈な駱駝の背中でも、いっぱいまで荷物を載せてしまえば、あとは藁を一本追加しただけで折れてしまうという故事から生まれた言葉らしい。「一線を踏み越えさせる最後のダメ押し」とでもいった意味のようである。

『32-2』  母親と姉と義兄、そして妹の4人で、ゴルフに出かけることになった重波家。ところが、別の車に乗っていた母親と姉と、連絡がとれなくなってしまい・・・
──「32-2」とは、何を意味する数字なのか・・・

『黄色い風船』  刑務官の梨本は、与田という死刑囚の体調が気になったのだが、医師に診察してもらったところ、異常なしと診断され・・・
──この作品では、犬がきっかけで、意外な真実が明らかになる。

どの話も、ひとひねりあって、伏線の張り方もうまく、なかなか面白かったのだが、もう少しじっくり描いてほしかったなと思う話が多かった気がする。

+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
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