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書誌データ

新書・文庫
文藝春秋
2008年 01月 発売
282P
9784167711023

内容紹介

伊良部総合病院地下の神経科には、跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、尖端恐怖症のやくざなど、今日も悩める患者たちが訪れる。だが色白でデブの担当医・伊良部一郎には妙な性癖が...。この男、泣く子も黙るトンデモ精神科医か、はたまた病める者は癒やされる名医か!?直木賞受賞、絶好調の大人気シリーズ第2弾。

著者紹介

奥田 英朗:1959(昭和34)年、岐阜県生まれ。プランナー、コピーライター、構成作家を経て、作家に。2002年に『邪魔』で第4回大藪春彦賞、04年に『空中ブランコ』で第131回直木賞、07年に『家日和』で第20回柴田錬三郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

又、ハチャメチャやっています。

4

イン・ザ・プールに続く第二弾!


相変わらず伊良部先生は元気いっぱい。マユミちゃんと言う超ミニの看護服を着て、スタイルも良いし、美人系らしい彼女と中年のデブ男コンビがなんともユニーク!


患者さんには、必ずビタミン注射?と言っているけれど、その注射を打つ事に快感を感じているらしいヘンテコな医者。



『空中ブランコ』・・・サーカスのリーダー的な存在である山下公平が、空中ブランコでミスを繰り返し、精神的に追い詰められ、受け止める側が意地悪をしているのではと疑心暗鬼に陥って行く。奥さんも団員の一人で、その異変に気付き病院へ行くことを勧められて、受診する事になるんだけど、相変わらずはハチャメチャの先生ながら、患者さんは、変に引きずり込まれてゆくんだよね。今回は、おデブの先生が空中ブランコに挑戦して。。。


『ハリネズミ』・・・先の尖った物に恐怖を感じる猪野誠司は、紀尾井一家の若頭。つまりはやくざやさんだから、そんな弱いことを見せられないけれど、その恐怖心はどんどんと高まって受診する事になります。なんだか、奇妙でありながら筋が通っていたりとこの先生の頭の中を見てみたくなります。


『義父のヅラ』・・・大学病院の学部長の婿となっている野村達郎は、伊良部と同級生でこの回はその同窓会の風景から始まり、いつもと違います。久し振りに伊良部も同窓会に出席し、立食パーティーに出て来るモノは食べたい放題。学生時代から変人だった話も出てきます。じゃあ、何故野村医師が、受診する事になったのかと言うと、義父のかつらをはぎ取りたい衝動が日増しに増して行く自分に恐怖を覚えたからなのです。へー、そんな事?とは言え一緒の病気ですから。

この結末も愉快です。


『ホットコーナー』・・・これは、プロ野球の中堅であるサードを守る坂東真一のお話!イケメンでマスコミにもてはやされて、スポーツ新聞でもいつも注目を浴びている新人の鈴木選手に、心の奥底に嫉妬を持って、返球が出来なくなったり、バットも触れない重症になって行くんだね。これを野球のイップスとは面白い発想です。それで、チームが契約している病院を避けて、ここを選んだ訳!プロ野球に興味も無かった先生が、変な事を考え出してたものの、この作品は人情味もあって心が温かくなりました。坂東選手の素直さと一本気な所に魅かれます。


『女流作家』・・・星山愛子さんは作家デビューして、八年目となり仕事もそれなりに入って来ているのですが、速筆の為か、新たな作品を書こうとすると依然に書いた事があるストーリーなんじゃないかと不安になって以前書いた本を読み返す事の繰り返し。社会人八年目で、多忙な生活を送ると友人も減って、発散する場も少なくなります。でも、自分は売れっ子作家だから周囲がちやほやしてくれる事に疑問を抱けずに、不安はどんどん募り、以前にも受診経験があるので、自分の症状に心当たりがあり、不安と嘔吐症状に苦しみ、伊良部先生の所へ通う事になります。ここでも、ひと悶着がありますが、彼女一人ではない心の葛藤、人生の機微を上手く描いております。看護師のマユミちゃんもいい味出しています。


前作よりも人間味のある作品群になった気がします。伊良部先生は、相変わらず童心そのもので、周囲を驚かせつつ患者さんの重荷を少しずつ下ろして、光が見えてきます。これが治療とは言い難いけれど、皆、途中は怒りながら受診を続ける威力には驚かされます。


第三弾も出るのでしょうか?



+5あり! +3あり! +1あり!
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