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面倒くさくないヤツならやる » « ヨコハマ擬神化物語
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書誌データ

教育・資格検定
朝日新聞出版
2017年 05月 発売
241,14P
9784023316027

内容紹介

「あいつ、たいしてできもしないのに自信満々だな」「うちの上司、人よりできると思ってるよな」そんな風に思うこと、ありませんか?実は脳ってうぬぼれやすいんです!人気脳研究者が綴る、脳の不思議なクセと科学の最新知見。

目次

1 脳のクセを知る/2 記憶とは何か/3 ヒトをヒトたらしめるもの/4 「気持ちいい」を科学する/5 見えない世界/6 未来を考える

えっ、わたし?!

4

脳についてのコラムをまとめた「パテカトルの万能薬」第2弾。

内容紹介に書いてあるコラムを読んでいくと、「人間って、だからこそ、いとおしくなるんだな」と、感慨にふけりたくなる。


「ぼく、できるよ」
そういって、何度でも挑戦する。
飽かず、繰り返す。
付き合う方が音を上げても、全く容赦なし。
負けたといっては悔しがる。
どうしたらよいか考え、繰り返し、また、一つ成長する……。
そう。「できない脳」って、なんのことはない、子どもなんだよな。
そして、できないときに自信過剰であるからこそ、へこたれず、練習できる。その傾向は、大人にも引き継がれている。子どもだったらほほえましいその光景が、厚顔不遜と映る。
でも、だんだんとできるようになるにつれて、自省を身に付ける。だから、ちょっと待ってあげて。

「うそつきのクレタ人」というパラドクスをご存じだろうか。
クレタ人であるエピメニデスが、「クレタ人はうそつきだ」という、自己言及のパラドクスとされている。
しかし、「うそつきは、正直者だ」という内容のコラムがある。
今日、うそをついたかどうかを申告させると、平均より多くうそをついたと答えた一群がある。
そして、サイコロの目に応じて報酬を与えるゲームで、自己申告させると、「うそを多くついた」と答えた人は、やはり、多くうそをついて自己申告した。つまり、自分がうそつきであることには正直なんだよな。エピメニデスも言うわけだ。

驚きだったのは、水分と記憶力の関係。「熱中症だから」、以前の問題。そういえば、最近見たテレビで、認知症対策に水分摂取量を記録しつつ摂らせている施設をみたっけ。
ガヤセンセは、子どもの記憶力テストについて言及しているけれど、おとなでも、500ミリリットル程度の水分を摂取することで認知がよくなるくらい、水分不足は影響があるらしい。

わたしたちは、渇望している。
そう思うのは、煩悩に勝てないから。
「欲しがらない我慢」が多くの人にとって悩みなのは、進化の過程でブレーキよりアクセルを必要として備えてきたから。
物欲、食欲が過ぎれば、太るのはわかっているけれど……。
というところまではよくわかっていたけれど、「人とのつながり」についてもそうらしい。
確かに、古くは、遠くのいとしい人との連絡手段は、文で、それも何日もかかっていた。
それが電話になり、個人で携帯するようになり、ネットなどの環境も整備。
のべつ繋がれるようになってきた。
そこで、「生活習慣病」ならぬ、「電脳習慣病」ができたという。

日本人と混血。
日本は、外国からの大きな侵略を受けずに来たので、遺伝子解析によると、歴史的に大きな交雑が見られないまま何千年も続いている稀有な国なのだそう。
反対に、史上最大の国、モンゴル帝国の遺伝子は、アフリカの一部地域を除いて、ほぼすべての民族にあるという。
こうした解析では、年代まで特定できるのだそう。
うーん、絶滅危惧種に指定されそうな勢いで心配だけれどもね。

共感と同情の違いは、「我がことと感じる」のか、「かわいそうにと憐れむ」の違いで、利他行動は、動物にもみられるそう。
その源を脳に求めると、ACCという、「痛み」に関する領域に行き着くのだそう。
この部位を刺激すると、当然「苦痛」を味わうことになるのだけれど、同時に「現状打破」の気持ちも湧き上がるらしい。そして、戻って、これは、「共感」の部位。「痛み」という共感とともに「憐れむ」という行動、すなわち行動を生むことにより、利他願望的同情が生み出される。
そんな研究が最近始まったばかりなのだそう。
それであるならば、ガヤセンセがこのコラムの冒頭で紹介していた「同情するなら金をくれ」というのは、かなり正しくて、同情を利他行動につなげろ、という、まっすぐに直結する道筋だ。まあ、その言い方では、Uターンしそうだけれどもね。
+5あり! +3あり! +1あり!
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