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書誌データ

新書・文庫
中央公論社
1992年 08月 発売
230P
9784121010872

ふーん

4

要約が難しいので本から引用する。

「 動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる速さが違ってくる。行動範囲も生息密度もサイズと一定の関係がある。ところが一生の間に心臓が打つ総数や体重当たりの総エネルギー量はサイズによらず同じなのだ」

ということだ。

一見すると象は長生き、ネズミは早死にだが、それは人間が便宜的に定めた時間でみればというだけであって、当事者たちの時間感覚からすれば、天寿を全うしているということらしい。
 
 いろいろとデータを駆使して説明してくれるのだが、2回読んでも、なんとなく理解できたようなできないようなモヤモヤ感。
 この本、タイトルで時間が強調されているから、そっちがメインかと勘違いしていたが、実は表紙にちっちゃく書かれたサイズの生物学のほうがメインだと後から気づいた。だから時間感覚のことなんて実はうっちゃっておいてもいい問題だった。

 例えばライオンはネズミを捕るときも全力を尽くす、なんてのは俗信で、サイズを考えればものすごい無駄。ネズミを捕ったぐらいでライオンの腹は膨らまないので実際にはライオンはネズミなんて狩らない。運動量と摂取カロリーに見合うのは草食動物。だから草食動物を狩る。
 鯨なんかはプランクトンを食うので、サイズに見合ってないじゃないかと思われがちだが、海水とともに大量に摂取するので、サイズに見合うだけの量は食っている。

 「餌のサイズは捕食者のサイズにほぼ比例し、大きい餌を食うものは、自分の体重の約1/10の大きさの餌を食い、小さい餌を食うものは自分の体重の1/500の大きさの餌を食う」 そして、「一日平均の食べる量は体重の3/4乗にほぼ比例する」らしい。

 へえ~。

 他に面白かったのは昆虫の脱皮の話。
 
 昆虫は人間みたいに体の内側に骨がある内骨格ではなく、クチクラという固い殻を外側に纏った外骨格なので、成長をするたびに脱皮を繰り返さないとならない。しかも脱皮は体の外側だけを脱ぎ捨てるというような簡単なことではなく、体内にある気管系統の脱皮もしなくてはならないため、非常な危険を伴う。だからあんまり大きくなってしまうとできないのだ。だから昆虫はあれくらいのサイズにしかならないのではないか、との主張。

 へえ~。

 あと、ウニとかヒトデの話も面白かったけど、長くなるからやめる。


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