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書誌データ

教育・資格検定
旬報社
2017年 03月 発売
207P
9784845114962

内容紹介

著者が自作マンガで解説。生死の分かれ目はココ!年間10万人を救う、賢いがんとのたたかい方。

目次

第1章 「治る」がんで死んではいけない/第2章 胃がんで助かる人、助からない人/第3章 食道がんで助かる人、助からない人/第4章 大腸がんで助かる人、助からない人/第5章 賢いがんとのたたかい方/第6章 ますます重要になるお金とがんの関係

題名に惹かれました。

4

私は、健康本、病気の本、経済の本、相場の本などはほとんど読みません。なぜなら、人間や人間の集団のような途轍もなく複雑な物がそう簡単に分析できることなどないからです。

たいていは、自分の言いたいことに都合のよいデータだけを集めて、まことしやかに語るだけだと思っています。私は医者でもありませんが、経済・金融関係の本が「どれだけ素人を騙して金儲けするためだけの本が溢れているか」と思っていますので、当然病気の本もそうだと思っています。

この本は、「断定的な表現で、キャッチ-な感じの題名」でないのが気になり、あとがきを読むと、筆者は「何の裏付けもなしに、極端な意見やいいかげんな意見を書かない」ことを心構えとしているとあり、この本は読んで見る価値あるかも、と手に取りました。

この本で批判しているがん関連本で「患者よ、がんと闘うな」というのがありますが、私も題名は見たことありました。本屋で見ても、開きすらしませんでしたが。真に受けて手遅れとなったら責任とってくれるのなら読んでもいいですけど。

逆にこの本では、こうすれば良い!こうすれば大丈夫!というような歯切れの良いことはあまり書いてありません。でもそれは真実だと思います。リスクを完全になくすことはできないという現実を隠さず書いてあることに好感を持ちました。

内容は、筆者の専門である、「胃がん」「大腸がん」「食道がん」について書かれています。

一次予防 がんになりにくい体質にする(=リスク因子を除去する)
二次予防 検査でがんを早期に見つける

この観点から、それぞれのがんについての特徴や正しい知識、正しい考え方、正しい行動について書かれてあります。がんと言っても一括りにはできないことがよく分かりました。

そして、検診と人間ドックの違いについて書かれており、これはまさに「目から鱗」でした。
「検診」は全体としてがんによる死亡者全体を減らすことが目的であり、私たち個人がどうなろうとも知ったことではないわけです。いわゆる個ではなく種という考え方に近いです。人間ドックは、私たち個人のためにあるということです。

私たち個人は命が助かるということも大切ですが、その後の生活の質(QOL)も大事です。人によっては(私もそうですが)後者の方が大事です。人工肛門となってしまえば、命が助かったほうの数字に入れられても何も嬉しくありません。そのためにも私は人間ドックを受け続けようと思います。

全体として、筆者の「患者個人のことを考える」姿勢が伝わってきて、すごく良心的な一冊だと思いました。「白い巨塔」で言えば、里見助教授系でしょうか。財前教授の考え方が全く違うとも思いませんけれど。



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【 読了日: 】
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