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書誌データ

新書・文庫
岩波書店
1983年 04月 発売
260P
9784003244210

内容紹介

ご存じほらふき男爵が語る奇想天外な冒険談。狩やいくさの話はもちろん、水陸の旅に、月旅行から地底旅行まで、男爵が吹きまくるご自慢の手柄話に、あなたもむつかしい顔はやめて、ひとときの間、耳を傾けられてはいかが?名匠ドレーの挿し絵百数十葉を収録。

ほらを吹くのも才能だ!

5

 ミュンヒハウゼン症候群なる精神疾患がある。わざとケガをしたり、病気を詐称して周囲から同情や注目を浴びようとする。最近では児童虐待などで代理ミュンヒハウゼン症候群も注目されてきている。病気の子どもを献身的に介抱する母親を演じるために、治りつつある病気を故意に治癒を遅らせたりしてまで、周囲からの称賛を得ようとする症例だ。

 この症候群の名称の由来となったのが、ほらふき男爵こと、ミュンヒハウゼン男爵。
 作者であるビュルガーのまるっきりの創作かと思ったら、詳しくは説明しないけれど、実際にミュンヒハウゼンという男爵がいたようだ。

 物語の始まりはロシア。そこからトルコに渡ってインド洋での大航海、そして地球の真ん中を通り抜けて北洋に渡り、はるかかなたの月世界へと、次から次へと襲い来るあり得ない危機をあり得ない方法で乗り越えていく愉快な冒険譚。
 あらゆる自然法則を都合よく改ざんし、生きるも死ぬも男爵の意のまま。なぜならこれは男爵のつくりだした世界であるから。真偽なんて二の次で、聴衆が面白おかしく楽しめればそれでいいのだ。

 表紙の挿し絵を説明すると、一番上の絵は難攻不落の砦を攻略するために果敢にも自軍が発砲した砲弾に飛び乗り、砲弾もろとも敵軍に攻め込もうとしたのだが、やっぱりちょっと無謀だったと乗りながら後悔したため、今度は敵軍が発砲した砲弾に乗り移って自軍に帰ってくる話。

 真ん中で走っている韋駄天男は、あまりに早く走ってしまうので鉄鎖をはめてスピードを抑えている。下の大男は鼻息だけで風車を回しているのだが、こちらも片方の鼻の穴だけで吹いて勢いを抑え、風車を七基回している
 この二人は男爵がトルコのスルタン相手に何かやらかすときに活躍するのだが詳細は伏せる。

 話も面白いのだが、この本のすごいところは挿絵がギュスターヴ・ドレなのだ。
 なんとも贅沢だ。


 
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