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書誌データ

新書・文庫
NHK出版
1980年 発売
232P
9784140012505

歴史的事実?

3

 先日読んだムアコックに誘われて取り出した本書は、事あるごとに読んでいるので、あちこち線が引かれてあったり、湿気でヨレヨレだったり。しかし今回で三度目になるのにまだまだ知識不足なのも事実。ぼんやりとは解っていても、理解を深めるためには更なる勉強が必要なのだろう。

 たとえイエスそのものが出てこなくとも、西洋文化の多くのシーンに影響が見られるのは文学に限った事ではなく、それを知らぬが故に理解が今一つ深くならない経験はよくあること。ほんの数行のワンシーンの意味がまったく伝わらない、と言ったような。

 今回、イエスの事を確かめたくて読み始めたのだが、すぐに聖書の中でイエスはごくごく一部であることを思い出した。だが、読めば別な興味も湧いてくる。
 旧約と新約。それらに与えるユダヤ教とキリスト教での意味の違い。長い時間と何人もの手を経て書き替えられて来た事実。それら矛盾を抱えた記述の真偽を議論する事自体不毛にも思える。問題は奇跡を信じるか、ではなく教えを如何に受け入れるか、な気がするが、歴史上宗教自体が生き残って行くための戦略や方法として積み重なって来たのかもしれない。

 聖書に書かれた歴史を網羅することが目的なので、中には物足りないところもあったり、逆に眠気を誘う部分もあったり。子供の頃映画で観たモーゼの物語はワクワクしたものだが、あれも子供心にはハリーハウゼンのギリシャ神話か、大魔人と同列だった気がする。
 時折、日本人の宗教に対する態度について批判めいた記述がある。道義心については厳しい戒律的倫理を規範としてきた西洋に比べて東洋の宗教は習俗儀礼の部分で人々と結びついてきたとか、価値観を猫の目のように変えてきた日本人は人間らしいのかなど。   確かに頑ななまでに一つの何かを追い求めてきたのだろうが、聖書の歴史だけ見てもその歩みは決して一筋縄で行くものではないように思える。

 愛を語る教えではあるが、同時に迫害と戦い続けて来た歴史。そして聖書を信じてきた人々の歴史上の行いを考えると、それが結果として平和的な良い倫理観であったかは疑問を抱かざるを得ない。聖書が悪い訳ではないのだろうが。

 他の宗教とも比較して調べてみたくなった。
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【 読了日: 】
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