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書誌データ

小説・エッセイ
講談社
2017年 07月 発売
246P
9784062206570

内容紹介

西郷さんの銅像から、愛犬ツンが盗まれた!?手がかりは残された尻尾と、石鹸。“ふたりで一人の迷探偵”が再び大活躍!

全部つながっていた!

4

シリーズ第2弾。
75歳にして、一念発起した光二郎は、独立を試み、シルバー人材センターに登録し、アパートで一人暮らしを始めたようである。

今回の作品のメインストーリーは、サブタイトルにもなっている、上野公園の西郷さんの銅像の犬の盗難事件なのだが、それに、さまざまな事件などが絡んでくるのだ。

まずは、光二郎が、シルバー人材センターの派遣先の家にかかってきた電話で、振り込め詐欺に引っかかってしまう。
しかし、光二郎の孫であるかけるの母・雪絵の事前策(?)のおかげで、未然に防ぐことができたのだった。

その後、ひょんなことから、光二郎は、西郷さんの犬の盗難事件に関わることになる。
しかし、高所恐怖症の光二郎は、銅像の台座の上に上ることを嫌がり、公園内の地域猫の往診に来ていた美人獣医・まことの、往診用カバンの留め金の修理に夢中になってしまうのだ。

その縁で知り合いになったまことの動物病院絡みで、犬の里親探しや、ドッグショーで発生した事件にも関わることになるのだ。

この作品、最初は、話がパラパラしていて、あまり面白く感じられなかった。
内容は、第一章から第五章に分かれているので、一話完結的な作品なのかと思って読み始めたのだが、「章」は、単なる区切りであって、作品全体で、一つの話となっていた。
そして、読み終わると、何から何までつながっていたことに、びっくりすることになるのだ。
著者の、「猫弁」シリーズもそうだったが、バラバラのピースがきっちり収まるという感じである。

西郷さんの犬の盗難事件は、予想もしなかった犯罪につながっていく。
さらに、その事件の犯人は、二つの意味で、光二郎とつながっていたこともわかる。

今回の作品で重要な役割を果たすのは、表紙の絵にも登場している、元麻薬探知犬のジュンである。
ジュンは、もともと、振り込め詐欺の電話がかかってきた、安佐顔(あさがお)という独居老人が飼っていたのだが、入院したことにより、飼うことに自信がなくなり、まことに、里親探しを頼んでいたのである。
そのジュンが、さまざまな事件の犯人逮捕に大活躍するのだ。
しかし、ジュンが果たした役割は、それだけにとどまらなかったようで・・・

さらに、二浪中のかけるも、それなりに、自分自身のことを見つめ直したようである。
驚きだったのは、前作で謎のままとなっていた、キャリアの警部補・頭野(かしらの)の父親である。
エリートの頭野だが、かなり訳ありな家庭で育ったようで・・・

作品の冒頭で、「探偵は隠居と浪人生なので、事件はささっと解決しないため、読み進めるのにイライラを避けられない“イラミス”」だと書かれていたが、イライラすることは全く無かった。
というか、光二郎とかけるが探偵といえるのかもあやしい感じがする。
だって、二人が事件の謎を解くわけではないのだから。

大山さんらしい、ほのぼのしたミステリだったが、それにしても、光二郎の分解の技は、恐るべしである。
+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
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