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書誌データ

小説・エッセイ
小学館
2017年 06月 発売
218P
9784093864671

内容紹介

小さな出版社で校正の仕事をしている森星太朗は、幼いころ他界した作家で母の文子が残してくれたコアラのぬいぐるみを大事にしていた。そのぬいぐるみは、母が亡くなったその日、しゃべりだし、以来、無二の親友になっていたのだ(もちろん、世間には内緒にして)。そんなある日、しゃっくりがとまらなくなった星太朗に大きな転機が訪れる。コアラのぬいぐるみと出版社校正男子の切なさMAXの友情物語。

“死ぬのが怖いのは、どうしてだろう”

4

小さな出版社で、校正の仕事をしている、森星太朗(27歳)は、ある日、しゃっくりがとまらなくなる。
病院に行った彼は、思いもしなかった診断結果を告げられる。
「膠芽腫(こうがしゅ)」で、余命半年。
「膠芽腫」というのは、脳腫瘍の一種で、実は、星太朗の母親は、同じ病気で、彼が幼い頃に亡くなり、その後祖父も亡くなったため、彼は、天涯孤独だった。

その、星太朗の母親であり、児童文学の作家だった文子が亡くなった日、彼女が、星太朗のために作ってくれた、コアラのぬいぐるみがしゃべりだしたのだ。
もちろん、世間には内緒だが、それ以来、コアラのムッシュは、星太朗の、無二の親友になったのである。

星太朗から、彼の病気のことを聞かされたムッシュは、星太朗が子どもの頃に、二人で書いた夢に、現在の夢を書き加え、10個の夢を叶えるために、二人で、さまざまなことを始める。
①小説を書く(星太朗)
②コアラと遊びたい(ムッシュ)
③ムッシュにババぬきで勝つ(星太朗) ※星太朗は、子どもの頃から、ムッシュに、一度も勝ったことが無い
④鳥になりたい(ムッシュ)
⑤コアラのマーチを死ぬほど食べたい(星太朗) ※ここまでは、子どもの頃の夢
⑥ハワイの星空を見る ※この夢は、のちに、「団地の星空をたくさん見る」に変更になる
⑦タイムカプセルを開ける
⑧悪いことをする
⑨女子と塩ビ板以上の関係になる ※星太朗は、中学生の時に、女子生徒と学校祭の準備のために塩ビ板を買いに行った以上の、交際経験がない

二人は、失敗したりしながらも、着実に、夢を実現していったのである。
しかし、10個目の夢は、星太朗もムッシュも、お互いに内緒にしていたようで・・・

余命宣告を受け、星太朗は、死ぬのが怖いのは、どうしてだろうと考えた。
最初は、「大好きな人と、別れなければいけないから」だと思ったのだが、死が迫ってきた彼は気付いたのである。

「一番怖いことは、大好きな人を、守れないことだ」

そんな彼の、10個目の夢とは・・・?

若い青年とぬいぐるみという、ちょっと意外な組み合わせの物語だったが、コミカルな部分がある一方で、読んでいくうちに、切ない気持ちでいっぱいになっていった。
星太朗とムッシュの、10個目の夢は、本当に切なく、相手に対する想いにあふれたものだった。

ぬいぐるみがしゃべるなんていうと、子ども向けの話かと思ってしまいそうだが、これは、大人のための、切ない物語だった。
ムッシュの奮闘ぶりが、本当に健気である。

コアラは、漢字では、「子守熊」と書くそうである。
死期が迫った星太朗のお母さんは、そんなこともわかっていて、コアラのぬいぐるみを作ったのだろうか。

+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
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