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書誌データ

小説・エッセイ
小学館
2017年 07月 発売
285P
9784093864718

子どもたちは見ている!

3

佐々時郎(トキオ)は、ハリウッドの脚本家になることを夢見ている、中学3年生。
夏のある日、彼が、本屋で、「ハリウッドで脚本家になるための近道マップ」(中学生の小遣いでは、買えない値段らしい)という本を立ち読みしていたところ、同じクラスの、南川桃という美少女に声をかけられる。
彼女は、トキオにお願いがあるというのだが、それは、彼女の伝記を書いてほしいというものだった。

モモの父親は、町にある工場の支社長に就任し、彼女が中学2年生の時に、家族で、この町に引っ越してきたのだった。
その工場というのは、とても大きく、町の大人の3人にひとりは、そこで働いていた。
どうやら、トキオたちの学校は、大人社会の縮図のような感じらしく、美少女でもあるモモは、あっという間に、“クイーン”となり、工場の幹部の子どもたちが、彼女の取り巻きのようになっていったのだった。

しかし、伝記を書くために、彼女のインタビューを始めたトキオは、本当の彼女は、学校での姿とは、全く違うということに気付く。
そんな彼は、ある日、学年一の不良である、飛男(トビオ)という同級生とモモが、親密そうに話をしているのを目撃してしまう。
トキオは、嫉妬している自分に気付き、自分が、モモに恋していることに気付いたのだった・・・

この作品、紹介文に、「純愛小説」と書かれていたので、そう思って読み始めたのだが、読んでみると、かなり、イメージと違っていた。
確かに、純愛小説でもあるのだけれど、大人の社会に翻弄される子どもたちを描いた作品でもあった。
大人たちの序列が、そのまま子どもたちの序列となったり、大人の世界で邪魔者扱いされた親の子どもは学校でいじめにあう。

とんでもない噂が広まったりするのは、いかにも中学生っぽいのだが、その噂ですら、いじめの原因につながっていく。
その噂に、恋する少年たちは翻弄させられるのだが、その噂が、予想外の結末へとつながることにもなるのだ。

基本は、少年少女の初恋の物語なのだが、甘酸っぱいだけではなく、かなり厳しいものだった。

個人的な願望としては、もう少し、文章に深みというか、余韻のようなものが感じられればよかったなぁと思った。
そして、この本の表紙を、作品内でトキオが書いた伝記の表紙と同じにしてくれれば、もっとよかったのにと思った。

個人的に残念だったのは、私に、外国映画や俳優の知識が、ほとんどないことだった。
トキオは、ハリウッドの脚本家になりたいというだけあって、さまざまな喩えが、外国映画や俳優なのである。
そのため、喩えがピンとこないものが多くて困ってしまった。
逆に、映画通の方が読んだら、その辺は楽しめるのかもしれない。
+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
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