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書誌データ

小説・エッセイ
幻冬舎
2015年 11月 発売
255P
9784344028517

内容紹介

銀座のシチュー。町角のジューススタンド。空港のかつサンド。居酒屋の煮込み。浪花の豚まん。東神田の立ち食いそば...。愛される味の秘密をメニューの行間から引き出す、とびきりおいしいノンフィクション。

目次

シチューと煮込み/道頓堀の品書き/ちょっと大衆酒場で/キッチンカーでランチを買う/かつサンドの秘密/夢のかたち/だからジューススタンド/そこに立ち食いそばがあるから/「立ち食いそばには『ナンバーワン』がない」―大衆そば研究家・坂崎仁紀氏に聞く/趣味のお茶漬け/新橋駅前の楽園で/ホットケーキとパンケーキ/豚まんが愛される理由/黒板と筆ペン

メニューを見るだけでお酒がおいしくなる。

4

そんな手書きのメニューにちなんだ一冊。

各地の名店というより地元で愛されているお店を訪れ味わい、感動して書かれた食欲をそそりお酒が飲みたくなる本です。


なんというか平松さんが書く食のエッセイは、元気が出てお腹がすく、いかにもおいしそうなメニューがならんだお店をありありと思い浮かべることができる独特の雰囲気と喚起性といってもいい本能に効いてくる文章なのです。


とくにその中でも大阪の道頓堀「たこ梅」「のメニューがガツンと効いてきます。

それは「さえずり」まだ食したことはないのですが、聞いたことがあるなと思っていたら開高健氏が愛された品だとか。

「たこ梅」はおでん屋なのですが「さえずり」は一品というか一串というか900円というおでんとしたら結構な値段です。

ですがメニューの一番最初に書かれているだけのことはあるようです。

「さえずり」はひげ鯨の舌だそうです。

うーん、食べてみたい!

そして「ころ」「鯨もちころ」と聞いたことのないおでんのタネがつづきます。

正確には子供のころ「ころ」は食べたなと思い出します。父が大阪生まれですき焼きとかに入れて食べた記憶があります。

定番の「こんにゃく」のつぎには「鯨すじねぎふくろ」とあり想像をたくましくしてしまいます。

どれも日本酒に合いそうだなと、口のなかに唾がわいてくる始末。

おまけに読んでいる途中で日本酒を切らしていたと思い出し、帰宅時に買って帰ろうと思ったのでした。


東京サンンケビル前のキッチンカーのランチをめぐる章も、なかなか刺激的でおじさんなんか混じったらどれを注文していいのか困って、立ちすくむかもと想像して一人ハーハーして読みました。文中でもOLさんが多くておじさんたちはとにかく値段が安い方向に行くのだとか。わかる気がするな~


「ちょっと大衆酒場で」では気楽によれる赤羽駅周辺の酒場探訪記です。

安くて朝からやっていて、わざわざ電車に乗ってやってくる「酒飲みの聖地」なのだとか。

その中に出てくる日本酒のワンカップにおでんの汁を入れて七味を散らして飲むやつ、以前テレビで見たことがあって強烈に印象に残っていました。

平松さんの文章で読んでも、やっぱり憧れてしまいます。赤羽まで一杯飲みに行ける距離なら今からでも電車に乗りたいくらいなのですが……


大阪名物「蓬莱の豚まん」の章もあの独特の臭いとおいしさが蘇る気がしてお腹が鳴りました。

「551蓬莱」の551は開業当時の電話番号からとった名前だとはじめて知りました。


全体的に私はスイーツなどよりもお腹にがっつり来るもの、そしてお酒が進むメニューに心が奪われてしまいます。(だだの酒飲みだ!)


猛暑で食欲が落ちる今頃、こんな一冊を手にはやく美味しいものが出回る秋が来ないかなと願ってしまいます。

そういえば今年もさんまは不漁だそうで、日本の食はどうなっていくのでしょう?

ジャガイモも不作だそうですし、困ったことです。

+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
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