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書誌データ

エンターテインメント
講談社
2008年 04月 発売
145P
9784062826129

内容紹介

深海にうごめく奇妙な生物たち。この不思議な世界でわれわれの「最後の共通祖先」はどのようにして生まれたのか。「科学」をめぐって繰り広げられた太田と高井さん、空前の大激論も完全収録。

著者紹介

太田 光:爆笑問題。1965年生まれ。日本大学芸術学部中退。コンビ結成は、1988年。ゴールデン・アロー賞芸能賞、浅草芸能大賞新人賞、2006年には、芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞

田中 裕二:爆笑問題。1965年生まれ。日本大学芸術学部中退。コンビ結成は、1988年。ゴールデン・アロー賞芸能賞、浅草芸能大賞新人賞、2006年には、芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞

高井 研:地球微生物学者。1969年生まれ。独立行政法人海洋研究開発機構・極限環境生物圏研究センターのプログラムディレクター。京都大学大学院農学研究科水産学専攻博士課程修了。世界でも有数の微生物ハンターでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

プロローグ 先生と呼ばないで/第1章 こいつが地球生物の祖先!?/第2章 四〇億年前の世界、見せます/第3章 あなたの科学って何なの?/第4章 このあとは、飲み屋でやってください

エネルギーのかき回し

4

爆笑問題のニッポンの教養17「深海に四〇億年まえの世界を見た」


このシリーズも中途でレポが終わっていたので、またまた復活(したつもり)。

今回は独立行政法人海洋研究開発機構の高井研さん(先生と呼ばれるのを嫌う)で、近年であれば「しんかい6500」潜行による世界初の深海からの生中継を行った時に搭乗した1人、という方。

この本を読めば分かるが、微生物が一番の専門だけど、生命の起源を化学や地学などの成果とともに探っていく研究者である。

じゃ、どうして深海に潜るかと言えば、40億年前の地球には酸素はないし、したがってオゾン層もないし、というような世界で、どうして生命の起源らしきものが生れたかを探ろうとしたら、その当時に近い環境を探していかないといけない、ということなのだろう。

それまでに生命の萌芽はいくつも、いや何万、何億とあっただろうけど、現在の全ての生物につながる最初の生態系、すなわち最初の祖先にして「最後の共通祖先」はメタン菌(あるいはそれと同じような働きをするもの)だろう、とまで突き止め、じゃぁそれがザクザク溢れているだろう深海へ、ということになった。

ただ、一種類が特別に出現してそこから生命の進化が始まるのはおかしいだろう、と考えられる。異なるやつがいくつも現れて、そいつらが助け合いながら現在につながっている、と考える方が合理的だ。

そのメタン菌ができるに重要な働きをするのが水素、二酸化炭素。で、地球がエネルギーを放出するところで、その水素や二酸化炭素がメタン菌を作っていって…。

そこらあたりの詳しい説明はなく、要するにひとつのエネルギーが違うエネルギーになるその変換点で生命が生まれる、地球自身がエネルギーをかき回しているから生命が生まれた、ということになるらしい。


と、そこまではわりとスムーズにお話が進むのだけど、この「かき回す」から太田くんと高井さんの大激論が始まる。

「どうしてかき回すのか」と問う太田くんに対し、高井さんは「いや、最初からかき回されているんですよ。それは歴然とした事実」と答える。

なぜかき回すかは太田個人の哲学の問題だ、科学の範疇を越えている、という高井さん。美しい絵を見て涙が出ても「なぜそれは美しく涙を誘うのか」と思うという太田を「人間としておかしい」とまで言う高井さん。

「美しい」ものは「美しい」、これでいいではないか(高井)。それじゃ納得できない、なんで感動したのかを知りたい(太田)。見た人の感動を科学は表現できない、他の方法で表現すればいい(高井)。科学を使ったっていいじゃないか(太田)。そんなところまで科学を持ち込みたくない(高井)。

と議論は平行線のまま。


太田くんは、かき回しているのは誰、を科学で考えてもいいじゃないか、と言いたいらしい。

けど、高井さんはそこは科学でやりたくない、人間の意識や思考を科学で語りたくない、と。

高井さんご自身は、科学というのは人間の意識から離れた絶対的真理と思っているかもしれないが、科学をつくりだしているのは所詮人間。だから、科学が絶対的だ、ということはない、と主張される。


なんか、わかったような、わからないような議論だったが、科学は絶対ではなく、決して真理を導いたり、答えを出したりしているのではなく、真理に最も近いところはこういうところじゃないですかと表現している、という高井さんの発言は、新鮮だった。

+5あり! +3あり! +1あり!
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