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書誌データ

小説・エッセイ
文藝春秋
2017年 03月 発売
299P
9784163906119

内容紹介

39年前、西田啓子はリンチ殺人の舞台となった連合赤軍の山岳ベースから脱走した。5年余の服役を経て、いまは一人で静かに過ごしている。だが、2011年、元連合赤軍最高幹部・永田洋子の死の知らせと共に、忘れてしまいたい過去が啓子に迫ってくる。元の仲間、昔の夫から連絡があり、姪に過去を告げねばならず、さらには連合赤軍を取材しているというジャーナリストが現れ―女たちの、連合赤軍の、真実が明かされる。

連合赤軍の謎に迫る

4

貯蓄と年金だけでひっそりと生活している初老の女性・西田啓子。
実は彼女は、
40年ほど前は連合赤軍の革命兵士だった。
連合赤軍の山岳ベースから脱走したがつかまり、
リンチ殺人事件の一員として、5年余りの服役を経ていた。
刑を終えてからは自分の過去を封印したつもりで
1人で静かな毎日を送っていたが、
ある時、同士の熊谷から電話があった。それは、
古市というフリーライターに連絡先を教えてもいいかという内容だった。
あの頃の話を聞いて本にするのか、と不安になる啓子。
時を同じくして、
元連合赤軍最高幹部・永田洋子の死の知らせも入り、
忘れてしまいたい過去が否応なしに啓子の脳裏に浮かんでくる。

革命兵士として活動し、革命結婚までしていた啓子は
リンチを受けている妊娠している女性兵士の見張り役だった。
妊娠三か月の啓子にはつらい役目だったが、
彼女が死ぬと後悔の念が湧いてきて、脱走したのだ。

40年前の連合赤軍リンチ事件のことは、私はうろ覚えだ。
歳月が流れ、私のように事件をよく覚えていない人が多くなっても
事件の当事者たちは今だに苦しんでいるのだと知った。
啓子は自分の親たちとしばらく絶縁状態で両親は早死にしている。
出所してからも啓子は自分への罰として、
当時仲の良かった同志たちとも縁を切ってひっそりと生きていた。
だが本当の意味の罪滅ぼしはまだすんでいなかったのだ。

タイトルは
啓子の連合赤軍時代の一番嫌な記憶から付けたようだ。
山岳ベースにいたとき、リンチ死した死体を埋めるため、
夜の谷をさ迷い歩いた記憶である。

連合赤軍とは、いったい何だったのか。
当事者しかわからない苦しみに焦点を当てた力作だった。

+5あり! +3あり! +1あり!
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