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書誌データ

小説・エッセイ
光文社
2017年 07月 発売
269P
9784334911768

内容紹介

眠りから覚めるたびに別人になってしまう。年齢も性別もバラバラ、つながりがあるのかどうかもわからない。そもそも、「俺」はいったい誰なんだ―?事態の打開を試みる俺は、「カップル連続惨殺事件」についての週刊誌の記事に猛烈にひきつけられる。俺がこの事件に関係している?事件について調べ始めた俺は、何者かに襲われて...。傑作ジェットコースター・エンターテインメント!!

目が覚めるたびに、別人になってしまったら・・・?

3

ある日突然、「俺」は、目が覚めると、見知らぬ若い女性になっていた。
何が起きたのか理解できず、戸惑う「俺」。
そんな時、「彼女」あてに宅配便が届き、「彼女」は、蒲原悦子という名前だと知ることになる。
この、蒲原悦子、かなりのキーパーソンなのだ。

その後彼は、目が覚めるたびに、別人になることを繰り返すことになるのだった。
ある時は、東南アジア系の青年に、ある時は老人に、そして、アル中のおっさんや、引きこもりの女性に。

信じられないことではあるが、次第に、自分の身に起きていることを受け入れ始めた「俺」は、似鳥英太という若者になっていた。
スポーツマンで、愛美という彼女もいる似鳥くん。
そんな彼になった「俺」は、気まぐれで乗った電車の中吊り広告の文字に、なぜか動揺したのである。
それは、「狂気の殺人鬼!捜査班が追うカップル連続惨殺犯の正体!」というものだった。
なぜ自分は、その文字を見て動揺したのか?
「俺」は、その事件について調べ始める。
そして、別人になると同時に、時間も行き来している自分の使命は、この事件を食い止めることなのではないかと思い始め・・・

最初は、自分がなる人たちのつながりが、全くわからなかった「俺」。
次第に、「俺」だと思っている人間は、本当に存在していたのかとまで思い始める。
さらに、もしかしたら、自分が連続惨殺犯で、目覚めると別人になるというのは、罰なのではないかと考えてしまうのだった。

やがて「俺」は、ちょっとしたきっかけで、自分自身のことを思い出し、自分の身に起きたことの理由に思い当たる。
そして、自分がなった人たちは、何らかの形で、連続殺人とつながっていることがわかり・・・

この作品、途中までは、どんな展開になるのか、ハラハラドキドキだったが、途中から、なんとなく失速してしまった感じだった。
なんだか、ロールプレイングゲームのような話になってしまったからだろうか。
死んでも、別人として蘇って、やり直しができる。
一度“プレイ”したので、先の展開がわかっているから、違う道を選ぶことができる。
そんな、都合の良い展開に、興ざめしてしまったというところか。

SFとバタフライエフェクトを組み合わせたような話だったが、もっと違う内容にできなかったかと、残念な印象の作品だった。


余談だが、女性として嫌だったのは、「俺」が、ある女性になった時に、生理日に当たってしまったという場面である。
なんだか、バカにされているような感じがして、不快な気分になった。

+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
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