ブクレポ
ブクレポってどんなサイト?
login_header
新規登録(無料)
login_header
ようこそゲストさん 
  • ログイン
  • ブクレポとは?
  • ヘルプ
  • ホーム
  • 本をさがす
  • ブクレポをさがす
  • ユーザをさがす
まーちさん 
50 あり!
あり!
このブクレポを評価しよう!あり!とは?
+5あり! +5あり!を取り消す +5あり! +3あり! +3あり!を取り消す +3あり! +1あり! +1あり!を取り消す +1あり!
このブクレポにあり!した人
虚構と真実の境界線 » « 死体は、なぜ、名駒とともに埋められていたのか?!
book_report_header

書誌データ

小説・エッセイ
講談社
2017年 07月 発売
250P
9784062206648

内容紹介

プロ野球を引退したばかりの元スラッガー、宇恵康彦。彼が監督に就任したのは三年連続最下位の「新潟アイビス」だった。上を見れば、すぐに監督をクビにする若きオーナー。下を見れば、キャンプ中に若手を引き連れ朝帰りするベテラン投手。仲間であるはずのコーチたちにも諍いが...。問題だらけの球団にルーキー監督が挑む!

監督の仕事とは?

4

この作品、野球をテーマにした作品としては、異色といえるのではないだろうか。
というのは、主役は選手ではなく、監督なのだから。

宇恵康彦は、1999安打と、名球会入りまであと1本に迫りながら引退したという、ある意味、伝説の選手と言えるだろう。
選手時代は4番バッターだった宇恵は、引退してわずか1年で、監督に就任することになる。
しかしそれは、自分が所属していたチームではなく、3年連続最下位の、新潟のチームだった。

コーチの経験もなく監督に就任した宇恵は、戸惑いを隠せない。
しかも、オーナーは、成績が振るわなければ、すぐに監督をクビにするような、冷酷なイケメン。
さてさて、宇恵率いる、新潟アイビスの運命は・・・?

この作品を読むと、どうやら、監督の仕事というのは、選手の技術指導ではないらしいということがわかる。
技術指導は、コーチに任せておけばいいのだ。
しかし、そのコーチ同士の対立も、問題の一つとなるのだが。

宇恵は、チームのさまざまな問題を、一つずつ解決していく。
選手たちが、時間を守らない問題を解決するため、まさかと思えるような作戦を使ったり、
コーチの言葉遣いを注意したり、選手とのコミュニケーションの大切さを教えたり、
選手に、「徳」というものを指導してみたり、
監督専属の美人広報の恋の悩みを解決したり。
問題を解決することによって、チーム全体の信頼関係を築くことが、監督の最大の仕事であるようだ。

誰も期待していなかったチームが、監督とともに、選手たちも成長することによって、まさかの、クライマックスシリーズ進出をかけた、3位争いを繰り広げることになるのだ。

この作品、野球とは関係ないような会話ばかりする、宇恵の妻・瑛子が、存在感を発揮している。
彼女の言葉が、悩める宇恵を、何度も救ってくれることになるのだ。
宇恵にとって、妻は、監督のような存在なのかもしれない。

問題だらけの最下位球団が、選手・監督・コーチ、さらに、球団代表も含め、チーム全体が成長することによって躍進を遂げるという、一味違う野球小説だった。
ユーモアも交えながら、監督の仕事の難しさや大切さがよくわかる、予想していたよりも面白い作品だった。

+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
タグ
book_report_footer

ブクレポの輪

ブクレポの輪とは?

このブクレポへコメント

トマスさんがこのブクレポにコメントしました

トマス
トマスさん2017-09-11 17:15:12

本城雅人さんは、ジャーナリスト出身だから、書いている内容も結構事実に即しています。「スカウトデイズ」も面白いです

まーち
まーちさん2017-09-11 22:11:08

いつか、読んでみようと思います。

 この書籍のブクレポ

ブクレポはまだありません。

この書籍のブクレポを書いてみましょう!

  本城雅人の書籍のブクレポ

新聞社が買収される?!
紙の城
4
あり!:40     コメント:0
執念!!!
ミッドナイト・ジャーナル
4
あり!:30     コメント:0
スポーツ新聞の舞台裏
トリダシ
4
あり!:45     コメント:0
それぞれの負い目
LIFE
4
あり!:53     コメント:0