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書誌データ

教育・資格検定
幻冬舎
2017年 08月 発売
187P
9784344031548

内容紹介

今まではすべて準備期間。これからが人生の黄金期だ!人は誰でも、年齢を重ねるごとに身体は確実に衰えていきます。その時あなたを支えてくれるのは、熟成された経験と知識です。人生の円熟期に向けて、今から準備しておきましょう!

目次

第1章 人生を上手に折り返すために/第2章 脳と身体の関係/第3章 心の病とその対処法/第4章 競争社会から共同社会へ/第5章 老人力はさりげなく発揮してこそ価値がある/第6章 死との対峙/第7章 心安らかに人生を送るために

この本を読んでいる人はまず、いい方なのかもしれない。

2

 人は誰しも老いる。逆らっても、望まなくても生きている限りは、遅かれ早かれ老いていく。なのに「技術」とはどういうことだ。ただ待っていても老いるはずではないか。

 タイトルに疑問を抱いて考えてみると、おそらくこれは「よりよく」老いるための技術では、と思えてくる。平均寿命が過去に比べて延びた現代、ぼんやりしていては「よりよく」老いることは難しいと思える。老後と言われる時間は延び、しかし環境は決して老人に優しくはない。高齢者に配慮した社会づくりが話題にはなるが、裏を返せば自然のままでは配慮が足りないと言うことなのだろう。

 実の両親も、妻の両親もほぼ80歳。老後真っ只中の彼らを見ていると、老人が暮らしていくのは楽ではない、と感じることが多い。近所にあった小さな商店は閉鎖し、買い物できる店は都市部に集中。自動車の運転も次第に事故を起こさぬか不安だが、かと言って食料品の宅配サービスも仕組みは老人には簡単ではない。スマホも必要以上に高機能だし、ATMやスーパーの無人レジだって操作がよくわからない。親切にしてくれる人と思えばそれは詐欺であったりする。

 そうだ、今の時代は老いることにすら技術が必要なんだ。


 定年後の時間の使い方。過去とのつきあい方。健康について。うつ。共同社会との関係。夫婦。若い世代への態度。死生感。幸福とは。

 ざっと挙げるとそんな内容。書いてあることは頷ける事ばかりで、否定するものではないが、これまで読んだこの手のジャンルの本と大同小異の気がする。老後の指針として初めて手にした人には良くても、私には目新しさを感じることが出来なかった。しかもボリュームが少なくて、あまり踏み込んでくれていない。

 ことに、開く前に期待したような、現代特有の高齢者が抱く不安を解消するヒントは全く含まれない。確かめると書かれたのは2010年。作者が79歳の時。作者には生きる不安はなかったのか。それともそれは乗り越えていたのか。内容は生きていく指針として、高齢者でなくとも参考になる。ことに自身の経験に基づいた宗教の話題は他の部分に比べ心に迫るものがある。

 けれど、誰に向けたものだろう。
 読みながら、本当に生きるための「技術」の教授が必要な人はこういう本を読むことすらしないのでは、と思えてくる。そんな余裕はないような。

 自分はこの手の本を何冊も読んで準備できて、幸せなんだろうな。

+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
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