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書誌データ

絵本・児童書
偕成社
2017年 08月 発売
173P
9784037272500

内容紹介

さあ、カオスをさがしにいこう!空飛ぶ玄関マットに乗って出会ったのは、毘沙門天、撃墜王、竜宮の右大将!ふしぎが連鎖する短編集。小学校高学年から。

古今東西の歴史や文化が入り混じって

4

普段いけない(飛行機で通過することはできても)空の上というのはなにかロマンにあふれている気がします。

そんな思いそのままに、つづった斉藤さんのゆかいな物語です。

主人公は不思議なトルコ人から「空飛ぶ玄関マット」などの品物を買い、その後「カオスの管理エージェント」にならないかと勧められます。

カオスは混沌という意味で、形はひらがなの「く」を縦に二つ重ねた形で高さ三メートル、幅三十センチほど。

そのカオスからいろいろなものが出てくるのです。カオスの修繕をするかわりに出てきたものはもらえて、売ってもいいという決まりです。

主人公の私は空飛ぶ玄関マットのチャムシェルバに乗り発電してくれる電気雲のベルシェンバを伴い大空をカオスを探して飛び回ります。

そしていろいろな不思議と出会う、という物語です。


まずは空中庭園でギリシャ人と出会い、魔法瓶と中身のコーヒーのかわりに月桂冠の冠をもらいます。いつまでも枯れない冠なのでした。


つぎに中国風の甲冑をまとった偉丈夫と出会い、かれが毘沙門天だと教えられ四天王のひとりだというのですが、だからどうなのだという私の態度に呆れ、初め月桂冠の冠と玄関マットのおかげで斉天大聖つまり孫悟空と間違えていたのでした。その毘沙門天から小さな手のひらに乗る仏塔を預けられた私でしたがその仏塔がまた空の不思議な人たちを呼び招くことになります。

私はテーブルの上に直接というのも、と考え羊羹の入っていた木箱に入れたのですが、日ごとにその箱が大きく箱庭のように育っていくのです。


またカオスを探しに空を飛んでいると、今度であったのは昔の複葉戦闘機に乗ったドイツのメイパイロット、レッドバロンことリヒトホーフェン男爵でした。

彼から不思議なトルコ人から言付かったという偵察用の紙飛行機をもらい念願のカオスを発見することが出きたのでした。


その後、大きくなった箱庭の仏塔を四天王が取りに来たり(可愛らしい竜の子が修業のために私の元に残ります)東京湾に浮かぶ透明で小さな島で話すウミガメとであったりと、どこかのほほんとしたのどかな雰囲気の語り口が愉快なほら話風の物語になっています。


カオスなる不思議な裂け目を管理する(空を自由に飛んで)だけのお仕事っていいかもしれません。それに電気雲のおかげで電気代は基本料金のみですし、チビの竜がお風呂に一緒に入ってくれるなんて素敵です。

自由な発想でいっけんハチャメチャにおもえるのですが、読み終えるとなんだかいいなと、憧れてしまう「カオスの管理エージェント」

さすが斉藤さんです。

人を食ったような物語でした。

+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
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