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書誌データ

エンターテインメント
創元社
2017年 08月 発売
107P
9784422701080

内容紹介

「小さな」言葉の窓から見わたす、広い世界―。世界にたった一つの、少数言語の単語帳。世界の50の少数言語の中から、各言語の研究者たちが思い思いの視点で選んだ「そのことばらしい」単語を紹介します。

目次

RURUQ ルルン―アヤクチョ・ケチュア語/MAKU マク―ネワール語/ONDDOKA オンデョカ―バスク語/SHATA SHU MAYU シャターシュッマユッ―ジンポー語/HIRAETH ヒライス―ウェールズ語/MOC モチ―シナー語/OYBON オイボン―サハ語/MANGPHA マンパー―ティディム・チン語/SERGE セルゲ―ブリヤート語/BULA ンブラ―フィジー語〔ほか〕

“世界にたった一つの、少数言語の単語帳”  <おまけレポ>

3

この作品は、「翻訳できない世界のことば(http://bookrepo.com/book/show/3073165)」「誰も知らない世界のことわざ(http://bookrepo.com/book/show/3130189)」などの姉妹編的な作品で、世界の50の少数言語の中から、各言語の研究者たちが、思い思いの視点で選んだ「そのことばらしい」単語を紹介したものである。

世界で話されていることばは、およそ7000もあるそうだ。
しかし、その中には、消えつつある「小さな」ことばたちもある。

シナー語の『モチ』(脆くて崩落し易い斜面、侵食された地面)、セデック語の『シシン』(吉鳥 鳥占いに登場する鳥)、ウルチャ語の『ビジン』(そのままにしておけ 放っておけ)、ハイダ語の『ハンジ』(生まれ変わり)のように、意味は異なるが、日本語と同じ音の言葉もある。

ヘレロ語の『ヴェヴェラサナ』は、「遠く離れていても気持ちはいつも通じ合っている」という意味なのに対し、マテン語の『カランガ』は、「遠く離れている人に対して、呪いをかける」という意味というのは、なんだか、複雑な感じだ。

サーミ語の『スカーマ』は、「太陽の出ない季節」という意味。北欧ならではの言葉という感じである。
そして、ウイルタ語の『シマナ』は、「降っている雪」という意味。ウイルタ人は、「降っている雪」「積もった雪」「木の上に積もった雪」「溶けかけた雪」など、雪をいくつにも分類して区別するというのも、サハリン島という場所ならではという感じだ。

ドム語の『グイカ』は、「電話による通話」という意味なのだが、もともとは、「風に乗せて言葉を伝える」という意味だったらしい。昔ながらのことばから、巧みなセンスで新語が作られたというのが素敵である。

そのほかにも、さまざまな少数言語が紹介されている。

この作品の工夫の一つは、話者数90万人のアヤクチョ・ケチュア語『ルルン』(豊富に実っている 農作物が大量になっている様)から始まり、話者がいなくなってしまった、大アンダマン混成語『マラミク』(死後の世界、夢)で終わるというところである。
「なくなりそうな世界のことば」を、うまく演出していると思った。

まえがきに書かれていたが、一度失われてしまったことばというのは、よみがえることがまずない。
日本国内でも、方言は、話されなくなってきていると思う。
ことばと文化には、密接な関係がある。
しかしながら、時代の流れとともに、失われていく言葉もある。
せめて、この本を読んで、どんな人たちが、どんな生活の中で、どういう発想のもとでそのことばを話しているのか、思いを馳せてみるのもいいだろう。

+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
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