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書誌データ

新書・文庫
文藝春秋
2010年 11月 発売
246P
9784167450175

内容紹介

いつまでも若く元気に、美しく!?そんなことを言ったって、老衰、病苦、そして死は必ずやってくるのである。ならば現実を静かに受け入れ、ジタバタせずに人生を全うした方がよくはないか―著者50代から80代の現在まで折に触れ記した「老い」についての“超”現実主義な言葉たち。なぜか心が軽くなる傑作ユーモアエッセイ集。

目次

前書き 備えあれば憂いなし/50代―「本当の年寄り」になる前に覚悟を決める(“快怒”がほしい/夫婦げんかの妙諦 ほか)/60代―孤独に耐えて立つ老人になりたい(いかに上手に枯れるか/私は「私の自然」に従って生きる ほか)/70代―それでも仕事をするのは一番楽しい(楽しさを味わうためにも苦労は必要だ/希望を失ってはいけない ほか)/80代―自然に逆らわず時の流れに沿って(八十一歳の春/曇天の桜 ほか)

年代別に集められた「老い」について

4

「90歳。何がめでたい」に先立つこと十年近く前に編まれた「老い」とテーマにしたエッセイ集。

五十台から八十代までの、それぞれの年代で佐藤さんが感じたこと、考えたことなどが飾らない言葉で綴られています。


50代では「本当の年寄りになる前に覚悟を決める」ですし


60代では「孤独に耐えて立つ老人になりたい」になります。


70台になると「それでも仕事をするのはいちばん楽しい」と感じ


80台では「自然に逆らわず時の流れに沿って」と変化していく佐藤さんの「老い」への考え方、生き方。


当然90台では「何がめでたい」になるわけです。


昨今の男女は見かけばかり気にして若く見られたい、年寄と呼ばれるのは避けたい。あるいは死ぬなら苦しまずポックリ逝きたい、などと皮相な事ばかり思っているようですが、佐藤さんは死ぬときは死ぬ、苦しむのも仕方がない、その日までに苦しみに耐える胆力を養っておく。となります。


死ぬために最後の力をふりしぼり、一心不乱に死のうとした女性こそを「これぞ女性の底力というものなのである」と佐藤さんは称揚されています。

望まない長生きを恐れ、呆けてしまわないか、寝たきり老人になりたくないと、たとえ誰一人見取られなくても「ポックリ逝きたい」願望がつのってくる今の時代です。


感心したのは若い時は死後の世界など信じなかった佐藤さんが50台を過ぎて霊媒体質となり数々の現象を体験したそうです。そして素直に死後の霊の存在を信じ感じられるようになったとか。私はいまだに死んだら無になるとしか思えない、感じられないのですが、そう感じられたらいんなーとこのごろ思うようになりました。


「早く死にたい」「などと口にされるお年寄りもいますが、自分で決められることではありませんから、その日が来るまで胆力を練って、しぶとく生きて、からりと逝きたいものです。

そんな生き死にの「覚悟」をカラッとしたユーモアで包んで届けてくれる良書でした。


+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
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