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彼らにとっては山だったのだ » « 貴方は人生の意味を見つけられていますか
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書誌データ

新書・文庫
集英社
2000年 08月 発売
504P
9784087472226

内容紹介

カトマンドゥの裏街でカメラマン・深町は古いコダックを手に入れる。そのカメラはジョージ・マロリーがエヴェレスト初登頂に成功したかどうか、という登攀史上最大の謎を解く可能性を秘めていた。カメラの過去を追って、深町はその男と邂逅する。羽生丈二。伝説の孤高の単独登攀者。羽生がカトマンドゥで目指すものは?柴田錬三郎賞に輝いた山岳小説の新たなる古典。

彼らにとって山とは、

3

 山岳小説と言うと、新田次郎のものをよく読んでいた時期があった。
 この夢枕獏の『神々の山嶺』は「新たなる古典」と言う評価を何処かで読んで、いつかはと思っていた作品。 

 上巻を読んだところでは、新田とは随分と違う印象だ。
 新田はどちらかというと、記録を読んでいるかのような淡々としたイメージ。そんな思い込みで読み始め、入り口から躓いた。
 そうだよな、これは夢枕なのだ。

 登場人物の夢と挫折。葛藤、嫉妬、焦燥。山にかける望み。山に逃げる悩み。山を捨てた後悔。山を捨てられぬ呪縛。
 結局、山がすべて。

 熱く、重く、生々しい、それは確かに新たなる形。

 語り手の人生の悩みや、それ故執拗に追いかける山の男の謎など、登山以外の部分のボリュームの多さも想像していた「山岳小説」とは違っていたが、合間合間の高山へのアタックの場面はとてもやろうとは思えぬ過酷な世界。ことに孤高の天才クライマーが瀕死の状態で正気を保つために書き続けた手記が圧巻。

 彼らにとって山と言う存在は何か。何故登るのか。
 そして語り手の求める謎は明らかになるのか。
 下巻に期待。

+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
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