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書誌データ

小説・エッセイ
東京創元社
2017年 06月 発売
285P
9784488017934

内容紹介

運行しているはずのない深夜バスに乗った男は、摩訶不思議な光景に遭遇した―奇妙な謎とその鮮やかな解決を描く表題作、女子中学生の淡い恋と不安の日々が意外な展開を辿る「猫矢来」、“読者への挑戦”を付したストレートな犯人当て「ミッシング・リング」、怪奇小説と謎解きを融合させた圧巻の一編「九人病」、アリバイ・トリックを用意して殺人を実行したミステリ作家の涙ぐましい奮闘劇「特急富士」。あの手この手で謎解きのおもしろさを伝える、著者再デビューを飾る“ミステリ・ショーケース”。

著者再デビューを飾る“ミステリ・ショーケース”!

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この著者、2007年に長編を刊行したのち、沈黙していたそうなのだが、本書で再デビューということらしい。
内容紹介に書かれている通り、まさに、“ミステリ・ショーケース”と呼ぶにふさわしい作品だった。
青春もの、本格もの、ホラーっぽいもの、電車もの、などなど、さまざまなタイプのミステリを楽しむことができた。
では、どんな内容なのか、簡単に紹介してみよう。

『Y駅発深夜バス』  終電に乗りそびれた男性が、妻から、チラシを渡されていたことを思い出し、深夜バスで帰宅することを思いつく。しかし、彼が乗ったはずの便は、日曜の深夜には運行していないということが、朝になってから発覚する。しかし、その不可思議な出来事が、のちに、思いもよらぬ真実へとつながっていたことがわかるのだ。さらに、ラストも非常に残酷である。

『猫矢来』  京都の町家などで、建物のまわりに、割り竹をびっしりならべて作った、背の低いかこいのことを、「犬矢来」というそうである。この話では、猫よけなので「猫矢来」。ただし、登場人物の造語だ。
話は、女子中学生の家の隣に引っ越してきた住人が、プランターやペットボトルで、「猫矢来」のようなものを作っていた謎が、ある事件がきっかけになって明らかになるというものである。

『ミッシング・リング』  この作品、一瞬、「ミッシングリンク」と見間違えたのだが、タイトル通り、消えた指輪をめぐる謎の話だった。外は雪が積もる別荘。いかにも、ミステリという設定で、読者への挑戦状まで付いた、本格ミステリである。

『九人病』  旅行雑誌の編集者の男性が、取材先の秘境の宿で、相部屋になった男から聞かされたのは、その地区で、10年おきくらいに発生する、「九人病」という、恐ろしい伝染病の話だった。この作品、こわ~いオチとなっている。

『特急富士』  ミステリ作家の男が、同業の女性の殺害を計画する。それはまさに、鉄道ミステリそのものという感じの計画なのである。ところが、彼の担当編集者も、別の理由で、その女性を殺そうとしていたのだ。二人は、全く同じ、寝台特急・富士を使ってのトリックを計画していたのだが、当然、お互いの行動が、お互いの計画を狂わすことになり・・・

どの話も、本当に面白かった。
引き出しの多い作家さんのようなので、再デビューを機に、どんな作品を書いてくれるのか、とても楽しみである。
+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
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