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書誌データ

小説・エッセイ
新潮社
2017年 09月 発売
269P
9784104596072

内容紹介

仙台で人質立てこもり事件が発生。SITが交渉を始めるが―。伊坂作品初心者から上級者まで、没頭度MAX!書き下ろしミステリー。

事件の真相を知るのは、読者のみ!

4

仙台で、人質立てこもり事件、内輪のみの通称・白兎事件が発生する。
人質となっているのは、母親と息子、そして、ひょんなことから、事件に巻き込まれることになった、泥棒の黒澤。
犯人は、誘拐ビジネスの下っ端・兎田。
しかし、この立てこもり、単純な事件ではなかったのである。

そもそも、兎田は、立てこもりなどするつもりは全くなかったのである。
彼は、誘拐ビジネスのボスである稲葉の指示で、折尾豊、通称・オリオオリオという、自称・コンサルタントの男の行方を捜していただけなのだ。
折尾のカバンに仕込んだ発信機による位置情報が、立てこもりの現場となった、佐藤家を示していたために、家に踏み込んだだけだったのである。
しかしそこに、折尾はおらず、あったのは、折尾のカバンだけだった。
母親は、家の前に落ちていたので、拾ってゴミ箱に捨てたと言うのだが・・・

さらに、兎田が、折尾を捜すのにも、理由があったのだ。
彼は、もともと、折尾の行方を追っていたのだが、彼を必死にさせるため、なんと、稲葉は、折尾の最愛の新妻・綿子ちゃんを拉致し、監禁したのである。
愛する綿子ちゃんを救うため、兎田は、必死にならざるを得なかったのだ。

犯人の隙を突いた、佐藤家の息子の通報により、警察が、家の周りを取り囲む。
さらに、なぜか、犯人は、マスコミを呼ぶように指示したのである。
この人質立てこもり事件、結末はどうなるのか・・・?

・・・と、普通の作品なら、そうなるところだが、伊坂作品となると、一味違う。
作品の後半過ぎに、この作品に仕組まれた、驚きの構造が明らかになるのだ。
それによって、事件の見え方も、当然、真相も、全く違うものになってしまうのである。

いや~、まさか、そういう展開だったとは。
事件の真相を知るのは、読者のみということになる。
そして、立てこもりや拉致などの話と、オリオン座や「レ・ミゼラブル」を重ね合わせてしまうという技も、伊坂さんならではだろう。

またしても、伊坂幸太郎、恐るべしという感じだった。
+5あり! +3あり! +1あり!
【 読了日: 】
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