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書誌データ

新書・文庫
岩波書店
2008年 03月 発売
191,4P
9784004311201

内容紹介

「国民総幸福」を提唱する国として、たしかな存在感を放つブータン。チベット仏教研究者として長くこの国と関わってきた著者が、篤い信仰に生きる人びとの暮らし、独自の近代化を率いた第四代国王の施政など、深く心に刻まれたエピソードをつづる。社会を貫く精神文化のありようを通して、あらためて「豊かさ」について考える。

著者紹介

今枝 由郎:フランス国立科学研究センター(CNRS)研究ディレクター。東洋仏教史(とくにチベット仏教史、ブータン史、チベット歴史・文献学)。1947年愛知県生まれ。大谷大学文学部卒業。フランスに渡り、パリ第7大学国家文学博士号取得。1981‐90年ブータン国立図書館顧問としてブータンに赴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

1章 遥かなるブータン―雲上の国をめざして(ブータンとの出会い/インド国境を越える)/2章 仏教が息づく社会―ブータンでの暮らし(首都ティンプに住む/新しい国立図書館を建てる/「拝む」ことと「鑑賞」すること/目に見えるもの、見えないもの)/3章 陽気に、おだやかに生きる―ブータンの人びと(恩師ロポン・ペマラのこと/ブータンの時間/素描―ブータン人気質/第四代国王とブータン社会)/4章 ヒマラヤが聳え、雨雪が降り、森林が茂る限り―独自の近代化への挑戦(国民の利益が最優先/伝統文化の位置づけ/豊かな森林を守る/上からの民主化/国際社会のなかで)/終章 ブータンはどこへ向かうのか―「国民総幸福」という理念(人間の価値を重んじた発展を/精神の文化を考える)

この本を読むまで、ブータンは東…

4

この本を読むまで、ブータンは東南アジアの島国だと思っていました。
ところが、インドと中国に挟まれているというんです。
・・・ってことは、わたしが今までブータンと思っていた国はどこだったのか? と地図を開いてみると・・・ブルネイでした。

まあ、それだけ馴染みのない国ということです。
歴史を見る限りでは、ブータンは、昔の日本のように思えます。
鎖国を終え、ようやく世界に目を向け始めた頃の。

でも、ブータンは、日本のような急激な近代化を選択しませんでした。
物質的豊かさが精神的豊かさを伴うわけではない。
経済発展だけを貪欲に推し進めてきた多くの国々を反面教師に、ブータンはゆっくりとした国際化を進めます。
GNPではなく、GNH(Gross National Happiness;国民総幸福量)が指標です。

本書を読む限りでは、ブータンの国王は類まれなる人物で、この人がひとりでブータンを導いてきたように見えます。
もし国王が聡明で公正無私な人物なら、絶対君主制は非常に優れた制度なのでしょう。そうでなければ最悪ですが。
もっとも、その国王主導で、今ではブータンも立憲君主制です。

かつて日本がこういう選択をしていたらどうなっていただろう、そもそも当時こういう選択肢があったのだろうか、などと考えさせられました。

いま日本人がブータンに行って暮らし始めたとして、その人は幸福を感じることができるでしょうか。
移動手段は少なく時間もかかり、食べるものや着る物のバラエティーは少なく、家事も手作業が多い。
何かトラブルがあって業者を呼んでもすぐに来てくれるわけではない。
早く大量にバラエティー豊かに(そして無駄も多く)、という日本とは正反対で、不便でとんでもないと不満だらけの日常を送るか、案外すんなりと適応して、シンプルなスローライフを楽しむのか。。。
+5あり! +3あり! +1あり!
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