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筆者は高野山真言宗薬上寺の住職… » « 旅に病んで 夢は枯野をかけめぐ…
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書誌データ

小説・エッセイ
文藝春秋
2007年 08月 発売
413P
9784163262406

内容紹介

「模倣犯」事件から9年が経った。事件のショックから立ち直れずにいるフリーライター・前畑滋子のもとに、荻谷敏子という女性が現れる。12歳で死んだ息子に関する、不思議な依頼だった。少年は16年前に殺された少女の遺体が発見される前に、それを絵に描いていたという―。

著者紹介

宮部 みゆき:1960年、東京都生まれ。87年に「我らが隣人の犯罪」で第26回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。92年に『本所深川ふしぎ草子』で第13回吉川英治文学新人賞、『龍は眠る』で第45回日本推理作家協会賞を受賞し、93年には『火車』で第6回山本周五郎賞を受賞。97年に第18回日本SF大賞を『蒲生邸事件』で、99年には『理由』で第120回直木賞をそれぞれ受賞した。2001~02年にかけて『模倣犯』により第55回毎日出版文化賞特別賞、第5回司馬遼太郎賞と第52回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。07年には『名もなき毒』で第41回吉川英治文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

下巻の表紙に、違和感を感じまし…

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下巻の表紙に、違和感を感じました。
その源は、「下」の字。
なんだか「上」の字をそのまま上下ひっくり返したような、あるいは「正」の書きかけのような。
意図してこんな字体にしてるんですよね? どういう意味なんでしょう。
また、上巻もヘンといえばヘン。右中央のつぶれたハエの写真があまりにもリアルで、本物かと思ってティッシュを持ってきてこすってしまいました。

さて、内容は、あの「模倣犯」のつづきということになります。もっとも、続編というわけではありません。
宮部みゆきは時々こういう話の続け方をしますが、ひとつの物語が終わったからといって、すべてそれでオシマイというわけではなく、物語外でも彼らの人生は続いてゆき、さらに別の物語になります。
「模倣犯」で犯人を追い詰め大活躍したあの前畑滋子さんは、結局あの事件につぶされてしまいました。

そして、九年後。

一時は文章を書くことさえできなかった彼女も、ようやく小さな編集プロダクションに勤め、あの事件をどうにか振り返ることができるようになり始めた頃。

「死んだ息子が超能力者だったかもしれない」

そんな突拍子もない相談が、彼女のもとに持ち込まれます。

依頼者の息子が生前に描いたという稚拙な絵には、彼が知りえたはずのないことが描かれていました。
半信半疑ながらもノートブックのページを繰る滋子の目に飛び込んできたもの。それは・・・

あの山荘。

そして、その絵には、彼が知っていたとは思われないある情報が描きこまれていました。

調査を進めていく過程は、母親が息子の死を悼む過程であり、滋子があの事件に打ちのめされた自分の心と向き合う過程であり、また、心ならずも加害者に、あるいは加害者の家族に、被害者の家族になってしまった人たちが、心の整理をつけ未来に歩みだす過程でもありました。

ハッピーエンドとはいえないかもしれませんが、皆何らかの心の整理をつけ、未来に向かうのです。向かわなければならないのです。

再び彼女が、別の物語に登場することはあるのでしょうか。。。
+5あり! +3あり! +1あり!
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