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アーサー・ランサム作「ツバメ号… »
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書誌データ

新書・文庫
講談社
2003年 12月 発売
258P
9784062739450

内容紹介

子どもだって、ときにはずいぶん悲しく、不幸なことだってあるのだ...。20世紀初頭。孤独なジョーニー、頭の切れるマルチン、腕っぷしの強いマチアス、弱虫なウリー、風変わりなゼバスチャン...個性溢れる五人の生徒たちが、寮生活の中で心の成長を遂げる。全世界が涙したケストナーの最高傑作を完全復刻。

著者紹介

エーリッヒ・ケストナー:1899年、ドイツのドレスデンに生まれる。文才を生かし新聞社で働きながら勉学に励む。29歳で、『エーミールと探偵たち』を書き一躍世界的な人気作家となる。また、第2次世界大戦中はナチスに抵抗する文化人の一人として活躍。戦後も演劇評論家、詩人、エッセイストとして多彩な才能を発揮した。1974年没

子供時代、私が一番好きで繰り返…

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子供時代、私が一番好きで繰り返し読み、また、本を読むことに夢中になるきっかけを作ってくれたと言っても過言ではない本。
正確に言うと、私が読んだのは、講談社の「少年少女世界文学全集第23巻」小松太郎さん訳の「飛ぶ教室」だったのですが、絶版になってしまったのか、大人になってからいくら探しても小松太郎訳のこの本は見つけられませんでした。
今、私の部屋にあるもはやぼろぼろになってしまった古い全集本は、私にとっては永久保存版の宝物です。
ストーリーの舞台は、クリスマス休暇直前のドイツのある寄宿学校。
幼いころに親に捨てられ、小説家を夢見るジョニー。貧しい家庭に育ち奨学金で学ぶ、成績優秀、正義感の強い、絵の上手なマルチン。学業はからっきしでも、友情に厚く、腕っ節の強い、拳闘家志望のマチアス。自分が臆病であることに悩む、心優しいウリー。皮肉屋で頭の良い、本当はさびしがり屋のゼバスチャン。
こんな仲良しでこぼこ5人組の少年たちが、クリスマスのお祝いの席で「飛ぶ教室」という、一風変わった舞台劇を上演しようと計画しています。
そんなさなか、クラスメートの一人が、ライバル校の少年たちに誘拐されるという事件がおき…。
厳しい校則や、意地悪な上級生に反発したり、子供の力ではどうにもならない社会の矛盾や貧しさという現実に悩みながら、厳しいながらも尊敬できる先生や、何でも相談できる人生の先輩に支えられてたくましくまっすぐに成長していく少年たちの姿が清々しい物語です。
普段は友人たちと楽しく勇ましく跳び回るわんぱくな少年たちが、心に秘めた親への思いや人生の悩み、優しさと悲しみ、それが見える瞬間は、強く心を揺さぶられます。
個人的には、ケストナー氏の「まえがき」もおススメです。大人になった今も、時折読み返したくなります。「かしこさをともなわない勇気はらんぼうであり、勇気をともなわないかしこさはナンセンス」である。「勇気のあるものがかしこくなり、かしこいものが勇敢になったときこそ、人類の進歩が、はじめて感じられるようになるだろう。」(講談社 少年少女世界文学全集第23巻「飛ぶ教室」より)
クリスマスはもう過ぎてしまいましたけれど、未来ある子供たちはもちろん、過去に子供だった大人の方たちも、もう一度子供時代を思い出してみませんか?人間や人生をもう一度信じてみたいときに、おススメです。
+5あり! +3あり! +1あり!
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