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書誌データ

小説・エッセイ
中央公論新社
2005年 06月 発売
384P
9784120036460

著者紹介

司馬 遼太郎:1923(大正12)年、大阪に生まれる。大阪外国語大学蒙古語科を卒業。1959(昭和34)年、『梟の城』により第四十二回直木賞を受賞。67年、『殉死』により第九回毎日芸術賞、76年、『空海の風景』など一連の歴史小説により第三十二回芸術院恩賜賞、82年、『ひとびとの跫音』により第三十三回読売文学賞(小説賞)、83年、「歴史小説の革新」により朝日賞、84年、『街道をゆく―南蛮のみち1』により第十六回日本文学大賞(学芸部門)、87年、『ロシアについて』により第三十八回読売文学賞(随筆・紀行賞)、88年、『韃靼疾風録』により第十五回大仏次郎賞をそれぞれ受賞。1991(平成3)年、文化功労者に顕彰される。93年、文化勲章受章。日本芸術院会員。1996(平成8)年2月、死去

夢枕獏の「沙門空海唐の国にて鬼…

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夢枕獏の「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」の一巻目を読んで、空海という人物がほんとはどんな人だったのか知りたくなり、司馬遼太郎を読んでみることにしました。
自分でむかしの文献を当たってみるほどの熱意はないし・・・
この本なら、作者が文献を当たったりインタビューしたのをもとに、作者なりの考察を加えてあるので、簡単に空海の実像らしきものに迫れそうな気がします。

・・・が。
ちょっと表紙を見ていただきたい。・・・なんで〔下巻〕の文字があんなに見にくいんですか~~!
地の色に同化していてすごく見づらい。おかげで上巻より先に下巻を読む羽目になってしまいました。上下巻に分かれていたことにすら気づかなかった・・・

話はすっかり進みきっていて、すでに空海は恵果に会っているようです。この「恵果」、「えか」ってルビがふってありますが、ずっと「けいか」だと思っていました。原語はともかく。。。

空海の人物像は、「沙門空海~~」の印象とあまり変わりません。もしかしたら夢枕獏も司馬遼太郎を参考にしているのかも。
高い能力に裏付けられた自信をもち、自己PRもうまく、状況判断が適切で、行動力もある。
人好きがし、コミュニケーション能力が高い。
日本でいたときにはそれほどでもなかったけれども、海外に出ると高い評価を受け、日本へ帰ってさらに評価が高まる、なんて、今でも同じような人がいそうです。ノーベル賞を貰うような人とか、一代で会社を興して世界的な大企業に成長させる起業家とか。

恵果和尚は、自分の弟子にすらほとんど伝えていなかった、両部(金剛頂経系と大日経系)の密教を、会ったばかりの外国人の青年に完全に伝え、自分の後継者とするわけです。
それが空海の能力の高さということなのでしょうが、なんだかすごく変な気がします。恵果和尚のがわにも何か事情があったのかも? と思うほど。

少なくとも「寿命」という事情はあったわけで、空海に伝法してすぐに恵果は亡くなってしまいます。もし少し遅れていたら、空海は両部を受け継ぐことができなかったのです。

空海には、こういうギリギリのタイミングが割とあります。
遣唐使の船に乗れたこと。
船が沈まなかったこと。
帰りの船に乗れたこと。
どれかひとつでも欠けていたら、弘法大師は存在しなかったのです。

とても不思議な気がします。
なんだか伝説めいた。。。
+5あり! +3あり! +1あり!
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